村井チェアマンが最速V川崎の強さを絶賛!「破格の得点力と、若手の大ブレイクによる圧巻の試合運び」

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まさに独走と言っていいのではないでしょうか」

優勝した川崎へ祝辞を寄せた村井チェアマン(左から2番目)。今季の強さを称えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレが11月25日、29節のガンバ大阪戦で5-0と勝利を収め、2年ぶり3度目の優勝を飾った。4試合を残しての史上最速となる戴冠。村井満チェアマンも発表したコメントのなかで、その強さを絶賛している。

 以下は、Jリーグから発表された村井チェアマンのコメント。

「川崎フロンターレの皆さま、2020明治安田生命J1リーグ優勝、おめでとうございます。クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます。

 まさに独走と言っていいのではないでしょうか。第 4 節から首位をキープし、その間に 10連勝、さらには12連勝をも達成という圧倒的な強さで、栄冠を勝ち取りました。また4試合を残しての優勝はJ1最速です。

 偉大な記録を残すシーズンですが、それ以上に、どんな時も川崎フロンターレを応援してきたファン・サポーターの記憶に残るのだと思います。約4カ月のJ1中断も、満員ではないスタジアムでの制限付きの応援も、全てが私たちにとって初めての経験でした。そんな中でもチームは、破格の得点力と、若手の大ブレイクによる圧巻の試合運びで人々を魅了してくれました。そして、今季での現役引退を発表した中村憲剛選手。ピッチ内外から愛され続けた川崎のバンディエラも、まさしく有終の美を飾ることとなりました。いつも選手を思うファン・サポータ ーの熱い気持ちが、チームを支え続けたのでしょう。

 まだ、シーズンは続きます。川崎フロンターレらしいサッカーで最後まで駆け抜けてください。さらなる進化を期待しています」

 川崎の圧巻の強さは、中立の立場にある村井チェアマンの脳裏にも深く刻まれたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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