【FC東京】「180分の前半が終わった」上海申花との“後半”で巻き返しへ!長谷川監督がリベンジ誓う

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レフェリーも含めてやっぱり若干日本とは基準が違う」

オンライン会見に出席した長谷川監督。写真:FC東京

 現地時間11月25日、FC東京がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の開催地であるカタールからオンライン会見を実施。長谷川健太監督が出席し、前日の試合の総括などを行なった。

 新型コロナウイルスの感染拡大による長い中断期間を経て、カタールでの集中開催という形でおよそ9か月ぶりに再開したACL。その初戦となった24日の上海緑地申花戦を、FC東京はPK一発に泣き0-1で落とした。指揮官は国際試合ならではの難しさに触れ、反省点を挙げている。

「レフェリーも含めてやっぱり若干日本とは基準が違う。上海の試合も放り込みからセカンドボールの処理でPK取られてというところで、(ファウルを犯した)中村(帆高)自体も手で引っ張ってはいないと思うが、若干手が下がって触れてるということで、PKというジャッジになったと思う。あの辺のプレーは事前にもう少し注意喚起をやっていてもよかった」

 また、猛攻を見せながら無失点に終わった攻撃面についても言及。

「チャンスは作れていたと思う。ゴール前に迫るシーンはあったが、最後の最後でもっと決定的な場面を作るためにというところはやっていかなければいけない。徐々にリーグ戦等々で積み上げてきて、少しずつ良くはなっている部分はある。あとは最後のボックス内での精度は引き続き上げていくことが必要」
 
 そしてコロナ禍での特殊日程により、中2日で27日に再び上海申花と相まみえるなかで、選手たちにも伝えたという「180分で1試合」という考え方を明かし、次戦に向けての巻き返しを誓った。

「上海とは2戦連続なので、180分間でしっかりと対戦成績で上回るということができれば状況は自分たちで変えられると思う。180分の前半が終わったというところで、残り90分あるので、しっかりと残りの後半で自分たちの有利な状況に持っていけるようにみんなで戦うという話はした」

「東京は東京らしい戦い方をすればいい」と、あくまで自分たちがこれまで積み上げてきたものを継続していく強い意志も見せた長谷川監督。0-1から始まる"後半"で、しっかりと巻き返したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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