「16年ぶりに日本勢を倒した!」上海申花のFC東京撃破に中国メディアが歓喜!「外国籍選手の数では劣っていたのに…」

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

この16年間で5分け3敗

ユー・ハンチャオ(11番)がPKで奪った1点を守り切り、上海申花がFC東京を下した。(C)Getty Images

 11月24日にカタールのエデュケーションシティ・スタジアムで開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3戦で、中国の上海申花はFC東京と対戦。1-0で勝利を収め、F組の2位に浮上した。

 FC東京に攻め込まれる場面が少なくなかったものの、身体を張ったディフェンスで凌ぐと、ビー・ジンハオが中村帆高に倒されて得たPKをユー・ハンチャオが決めて72分に先制。この虎の子の1点を最後まで守りきった。

 中国のスポーツメディア『新浪体育』によれば、上海申花がACLでJリーグ勢に勝ったのは2004年以来。「申花が16年ぶりに日本のチームを撃破した」と興奮気味に伝えている。

 記事によれば、上海申花がACLで最後に日本勢を破ったのはジュビロ磐田を3-2で下した2004年のこと。以来、この16年間で5分け3敗だったという。
 
 さらに『新浪体育』が「言及する価値がある」と注目したのは、外国人選手の数だ。FC東京が、ディエゴ・オリベイラ、レアンドロ、ジョアン・オマリ、そして途中出場のアダイウトンと4人の外国籍プレーヤーを起用したのに対し、上海申花は2人だけで、「外国人選手の数が劣っているのに勝つなんてさらに稀だ」と綴っている。

 最後に「日本チームを倒せなかった16年の記録は終わった。今シーズンは本当に輝いている」と称えられた上海申花。中2日で行なわれる再戦でも、FC東京の前に立ちはだかることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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