ブレーメンがバイエルンのリーグ戦連勝を阻止! アウェーで貴重なドローも、大迫勇也は出場せず

2020年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「敗けない」のは10年ぶりのこと

ザネ(左)とマッチアップするサージェント(右)。バイエルンを相手に度々好機を創出するきっかけを作った。(C)Getty Images

 現地時間11月21日、ブンデスリーガ第8節が行なわれ、大迫勇也が所属するブレーメンはアウェーでバイエルンと対戦した。

 代表ウィークで中断するまで、4試合連続のドローが続くブレーメンで、大迫はベンチスタートとなった。

 絶対王者を相手に前半から積極的に仕掛けたアウェーチームは、前半にジョシュ・サージェント、ミロト・ラシチャ、レオナルド・ビッテンコートの前線が躍動。バイエルンの最終ラインを破り、ノイアーの守るゴールに度々迫る絶好機を作るが、守護神の好セーブに跳ね返され、かといってバイエルンも7割近いポゼッションを誇りながらも攻守が噛み合わない。

 しかし45分、マキシミリアン・エッゲシュタインがサージェントのアシストからゴールネットを揺らし、1点をリードして前半を折り返した。

 後半もリードを守りながら戦いたいブレーメンだが、62分にレオン・ゴレツカのクロスに合わせて飛び込んだキングスレー・コマンが同点ゴールを決める。その1分後にはレロイ・ザネ、セルジュ・ニャブリを投入し、バイエルンは突き放しにかかった。

 だが、ブレーメンのゴールに度々迫るも、レバンドフスキやチュポモティング、コマンらが不発。逆にカウンターのピンチを招くシーンが頻発し、サージェントがフリーでゴール前に攻め込むシーンが度々みられたが、ノイアーの好セーブで辛うじて凌ぐ。

 そのまま試合は1-1で終了。大迫勇也の出番はなかった。

 ブレーメンはこれで5試合連続の1-1のドローに終わったが、アウェーで貴重な勝点1をゲットした。一方のバイエルンは依然として暫定首位をキープしているが、今シーズンのリーグ戦連勝は「5」でストップするドローとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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