「日本で最も将来性のある選手」檀崎竜孔の加入に豪1部ブリスベン・ロアの指揮官が言及!「我々を助けてくれる」

2020年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨シーズンを4位で終えたクラブへ

オーストラリアへの期限付き移籍が決まった檀崎。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 北海道コンサドーレ札幌の檀崎竜孔が、オーストラリア1部ブリスベン・ロア―に2021年6月末までの期限付き移籍することが発表された。

 名門・青森山田高出身の檀崎は、19年に札幌に加入。これまではカップ戦中心の出場で、リーグ戦は昨シーズンは2試合、今シーズンは1試合のみに留まっている。本人は移籍にあたって、「北海道まで、僕の活躍するニュースが届くように、ひと回りも、ふた回りも大きくなって帰ってきます」とコメントを発信した。

 若き日本のプレーヤーの加入を、新天地の指揮官も歓迎しているようだ。現地メディア『My football』によれば、ウォーレン・ムーン監督は「彼は我々のチームに大きなプラスになるだろう」と語ったという。
 
「彼は自分自身を成長させ、より良いキャリアを築くためにブリスベンに来る選手だ。日本で最もエキサイティングな将来性のある選手のひとりとされている。向上心と才能、そして熱意を合わせ持っている。我々を助けてくれるプレーヤーになると信じている」

 ブリスベン・ロア―には、2012-13年に当時京都サンガ所属だったDF高橋祐治(現・柏レイソル)が在籍していたことがある。日本人選手の加入にあたっては、現地ファンから「サムライが来る!」「新シーズンが楽しみ」などの声が挙がっている。

 オーストラリアでは新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れ、12月27日に新シーズンが開幕する。異例のレギュレーションとなり、23週間にわたってプレーした後、6月にプレーオフを行なう予定となっている。

 檀崎は22日に日本を出国し、現地で2週間の隔離期間を経てからブリスベン・ロア―のチームトレーニングに合流する見込みだという。同クラブは昨シーズンを4位で終え、ファイナルプレーオフに進出したものの、準々決勝で敗れた。

 今年こそ優勝を、と期待の高まるチームで、日本の若武者の活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事