【日本代表】「よそ者という感覚があった」鈴木武蔵が明かした“国内組”から“海外組”への変化。「いつかプレーしたい」と語ったリーグは?

2020年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベルギーでは8試合出場で5ゴールと結果を残しているが…

オンライン会見に出席した鈴木武蔵。※写真はスクリーンショット

 日本代表は11月9日、オーストリアのグラーツで13日のパナマ戦、17日のメキシコ戦に向けたトレーニング合宿をスタート。始動2日目となる10日には、FWの鈴木武蔵がオンライン会見に登場し、熱い思いなどを語った。

 今年8月に北海道コンサドーレ札幌からベルギー1部のベールスホットへ、自身初の海外挑戦を果たした26歳の鈴木。まず明かしたのは国内組で代表に選ばれていたときと現在の心境の変化だ。

「今まではどこか代表に来てもよそ者という感覚があった。海外に来て、代表でも必ずレギュラーを勝ち取って、絶対的な選手になりたい気持ちが国内にいるときよりもさらに高まった」

 ただ、日本とは勝手が違うことも多く、海外での生活は少なくない苦労があったようだ。それでも、そうしたことも、ポジティブに捉えているようだ。

「日本にいたときは言葉も全部分かるし、友達も周りにたくさんいる。家族もいるし、戦術理解もすぐできる。だけど、海外に来たら通訳なしでミーティングも全部英語で、コミュニケーションも英語で取らなければならない。そんな状況のなかで、1人で生活するっていうのが僕にとってはいいストレスのかかり方だったかな」
 
 先月のオランダ遠征については、「前回は僕個人としてはシュート数が少なかったと思っている」と反省点を口にし、こう続けた。

「1本でも多くシュートを打つことを意識しないといけない。もっと自分を出していって試合に臨みたい。1試合のシュート数は結構気にする。フォワードとしてはどれだけシュートチャンスに顔を出せるかが、得点取るにあたっていちばん大事なところ。そこをさらにもっと意識してやっていきたい」

 また最後には、自身の"野望"ついても具体的に言及した。

「プレミアリーグでいつかプレーしたいと思いながらプロ生活を始めた。そこは僕の1つの目標。年齢的にはどうなるかわからないが、必ずもっともっと点を取って、少しでも近づきたい」

 ベルギーでは8試合出場で5ゴールと結果を残し、チームも首位とは勝点1差の3位と好調を維持するが、「もっと点を取れる場面もあったし、全然満足できてない」と、さらなる高みを目指している。代表でも結果を残せるか。好調のストライカーに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ゴール量産体制に突入!鈴木武蔵のベルギー全得点を一気見!

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