「年俸が高すぎる」ユベントスが来夏にC・ロナウドの売却を検討と英紙報道。5つの移籍先候補とは?

2020年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

新型コロナの影響で財政が悪化

今シーズンもゴールを量産しているC・ロナウド。ユーベでのプレーは今シーズン限りになるかもしれない。(C)Getty Images

 セリエAで3年目を迎えているポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド。しかし、今シーズン限りでイタリアを去る可能性が浮上しているようだ。

 英紙『The Sun』によれば、新型コロナウイルスの一連の影響を受け、ユベントスは財政状況が悪化。そのため、C・ロナウドの3100万ユーロ(約38億7500万円)とされる年給を支払い続けることに「高すぎる」と難色を示しているようだ。

 契約は2022年6月末まで残しているが、更新の可能性は低く、来夏に向けた売却を検討しているという。

 そこで同紙は売却する場合の有力な移籍先として、古巣マンチェスター・ユナイテッド、資金力のあるパリ・サンジェルマン、デイビッド・ベッカムがオーナーを務めるインテル・マイアミ、自身の代理人のジュルジュ・メンデスが関わっているウォルバーハンプトン、そして巨額の移籍金と給料を支払いうる中国のクラブという5つの候補を挙げている。
 
 このうち、特に可能性が高いとされているのがパリSGだ。もしユーベを退団する状況になった場合、C・ロナウドはヨーロッパに残ることを優先し、アメリカや中国でのプレーは考えていないとされる。そして、これまでイングランド、スペイン、イタリアと渡り歩き、新たな挑戦をする場にはフランスがふさわしいと考えている、と記事は伝えている。また、トーマス・トゥヘル監督の元でのプレーにも高い関心を寄せているようだ。

 これまで5回のバロンドールを獲得した35歳のトップスターは、来夏にイタリアを去ることになるのか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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