ガンバ大阪がアデミウソンの謹慎処分を発表。接触事故を起こし、酒気帯び運転の疑いと公表

2020年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブは捜査終了後に改めて処分を決定

接触事故前日の柏戦では途中出場から決勝弾を決めていたアデミウソン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ガンバ大阪は10月26日、クラブの公式ホームページで所属するFWアデミウソンの道路交通法違反容疑(酒気帯び運転)について報告し、謹慎処分(クラブハウスへの立入禁止)を発表した。捜査終了後に改めて処分を行なうという。

 クラブによると、事件が発生したのは10月25日の午前8時35分頃。アデミウソンが運転する車が、大阪府茨木市内、近畿自動車道内で追い越し車線を走行中に、左前方の車体を走行車線を走る車と接触。本人はそれを認識せず、10時から行なわれるチームトレーニングに参加していたという。

 しかし、トレーニング終了後にクラブハウスを訪れた警察から任意同行を求められ、大阪府警察本部交通部、高速道路交通警察隊(吹田分駐所)にて事情聴取が行なわれ、その際にアデミウソンからは基準値を超えるアルコールが検出されたという。

 なお、接触した自動車の搭乗者、アデミウソン双方に現時点での怪我はないという。
 
 この件を公表したG大阪は、HPで以下のようにコメント。

「弊クラブに所属するアデミウソン選手が道路交通法違反の容疑で任意捜査されるという事案が発生いたしました。まず、今回の事故で被害にあわれた方に対して深くお詫び申し上げます。またガンバ大阪へご支援・ご声援頂いている多くのファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そしてJリーグならびにサッカー関係者の方々にはご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」

「弊クラブとして、今回の事態を厳粛に受け止め、所属選手の服務規律の遵守およびコンプライアンスに関する意識を徹底いたします」

 G大阪は、本日同件について会見を行ない、詳細をHPに掲載するとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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