【J2】首位福岡が15戦無敗で2位徳島との勝点差を3に広げる! 北九州は松本に敗れ9戦未勝利…磐田・遠藤の移籍後初ゴールも

2020年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

福岡は後半押し込まれるも粘り強く守り切る

開始早々の松本の得点が決勝ゴールに。福岡が15戦無敗で首位をキープした。写真:田中研治

 J2リーグは10月25日、各地で29節の9試合を開催。アビスパ福岡が15戦無敗で首位の座をキープしている。

 ホーム・ベスト電器スタジアムにジェフユナイテッド千葉を迎えた首位の福岡は、立ち上がりから積極的に攻めの姿勢に出ると、10分に右サイドのエミル・サロモンソンからの折り返しを受けた松本泰志が、左足で冷静に合わせて幸先よく先手を取る。後半、千葉に押し込まれるシーンもあったが、最後まで粘り強く守り切った福岡が1-0の完封勝利。勝点を59に伸ばし、首位をキープした。

 2位の徳島ヴォルティスと5位のアルビレックス新潟による、J1昇格圏を争う両チームの上位対決はスコアレスドローで決着。終始ボールを握る徳島に対し、新潟はカウンターでゴールを狙うが、両者ともに好機こそ創出したものの最後まで1点が遠く。手痛い引き分けで、首位を走る福岡との勝点差が3に広がっている。

 4位のギラヴァンツ北九州は、20位の松本山雅FCとホームで対戦。44分にカウンターから塚川孝輝に決められ、アウェーチームに先制点を挙げられてしまう。後半に5枚すべての交代カードを切り同点弾を狙うも、最後まで相手の堅守を崩し切れず、0-1の敗戦。北九州は2連敗で9戦未勝利。松本は5試合ぶりの白星で18位に浮上している。

 また、6位・ヴァンフォーレ甲府はFC町田ゼルビアに2-1で競り勝ち、順位は変わらずも勝点を45に伸ばした。前節10位のジュビロ磐田は、遠藤保仁の移籍後初ゴールなどでザスパクサツ群馬に3発快勝。5戦無敗で8位に浮上している。
 
 J2・29節(2日目)の結果は以下の通り。

大宮 0-0 長崎
甲府 2-1 町田
徳島 0-0 新潟
福岡 1-0 千葉
磐田 3-1 群馬
山口 1-4 水戸
北九州 0-1 松本
愛媛 0-1 栃木
琉球 18:30 京都

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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