マドリーが“魔の13分間”でまさかの3失点!後半の猛追も及ばずシャフタールに敗れ、公式戦連敗を喫す【CL】

2020年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半だけで3ゴールを許す

シャルタールの勢いを止められず、マドリーはCL初戦を落とす。(C)Getty Images

 現地時間10月21日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループB・第1節で、スペイン王者のレアル・マドリーがウクライナ・リーグ4連覇中のシャフタール・ドネツクをホームに迎えた。

 試合はまさかの展開となる。29分に敵の左SBコルニエンコの突破にマルセロが釣り出され、フリーになったテテに先制点を奪われると、その4分後にもテテのシュートをGKクルトワが弾いたところを、CBヴァランヌがクリアしきれずオウンゴール。故障でセルヒオ・ラモスを欠く最終ラインが綻びを見せ、いきなり2点のビハインドを負う。

 さらに42分、シャフタールの素早い攻撃に守備が崩されると、ソロモンに強烈なシュートを叩き込まれ、3点目を許す。

 0-3で折り返した後半頭から、ジダン監督はロドリゴに代わって、ベンチスタートだった主砲ベンゼマを投入。すると、立ち上がりから攻勢を強め、敵ゴールに迫る。

 迎えた53分、モドリッチが圧巻のミドルシュートを叩き込んで反撃の狼煙を上げると、59分にもヴィニシウスが左サイドから高速ドリブルで切れ込み、グラウンダーのシュートでネットを揺らす。

 一気に2点差に詰め寄ったマドリーだが、あと1点が奪えない。後半アディショナルタイムに、バルベルデがネットを揺らしたものの、VAR検証の末にオフサイドで取り消された。

 試合はこのまま終了。2ー3で敗れたマドリーは、リーガ初黒星を喫したカディス戦に続いて連敗。3日後に迫った宿敵バルセロナとのクラシコに向け、不安を残す結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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