新潟が酒気帯び運転で書類送検されたファビオとP・マンジーを契約解除。是永社長、玉乃GMも処分

2020年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファビオは今季19試合に出場し5得点を記録していた

契約解除となったファビオ(左)と、P・マンジー(右)。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 アルビレックス新潟は10月19日、クラブの公式ホームページで道路交通法違反(酒気帯び運転)により書類送検されていたFWファビオとFWペドロ・マンジーの契約解除を発表した。

 新潟は今月15日に問題となった経緯を発表していた。それによると、約1か月前の9月17日の午前1時から2時頃。新潟市内にて、ファビオが運転する車が酒気帯び運転の取り締まりを受けた。その直前に同乗していたP・マンジーとともに任意捜査の対象となり、10月15日に警察の捜査がすべて終了。その結果、19日には2選手ともに書類送検されることが決まったという。

 それを受けて新潟は19日、午前9時より臨時取締役会を開催し、同日付でファビオとP・マンジーの2選手を契約解除。さらに新潟の是永大輔代表取締役社長の減俸処分および、玉乃淳ゼネラルマネージャー兼強化部長のけん責処分(10月19日~2020年12月31日の間の報酬の100%を自主返納)が発表された。
 
 今季より新潟に加入した、ブラジル出身の23歳・ファビオはここまで19試合に出場し5得点。問題発生からリーグ戦6試合に出場。スペイン出身の32歳・P・マンジーは8試合に出場し0得点だった。

 クラブは公式ホームページで「本件につきまして、ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、後援会員の皆様、ホームタウンの関係者様、そしてJリーグ、サッカー、スポーツに関わるすべての皆様に、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことへ、深くお詫び申し上げます」と謝罪のコメントを発表している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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