【J1ベストイレブン】堅守と決勝弾で勝利をもたらしたC大阪のディフェンスリーダーがMVPに!|22節

2020年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎からは最多の3選手が選出

【22節のベストイレブン】

 J1リーグは10月14日、各地で第22節の9試合が行なわれた。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 桜軍団のディフェンスリーダーが勝負強さを見せつけた。

 ホームのヤンマースタジアム長居に湘南ベルマーレを迎えた一戦で絶大な存在感を放ったのがセレッソ大阪のマテイ・ヨニッチだ。相手の攻撃をことごとく弾き返し、アディショナルタイムに突入した92分、丸橋祐介が蹴ったCKから、打点の高いヘディングで決勝点を叩き込んだ。チーム6試合ぶりの完封とJ1ホーム通算150勝達成に貢献する、印象的な活躍を披露したヨニッチを今節のMVPとした。
 
 首位川崎フロンターレからは最多の3選手をピックアップ。状況に即したプレーでチームを締めた家長昭博、アシストも記録した登里享平、そしてレアンドロ・ダミアンは先制点をヘディングで決め、献身的な守備でも魅せた。

 完璧な試合運びを見せた名古屋グランパスからは2選手を選んだ。札幌のサイド攻撃を封じ、常に攻撃面をサポートし右サイドに安定感をもたらした成瀬竣平、圧倒的な運動量でフィジカルに勝る相手を抑え、ダメ押しとなる3点目を決めた稲垣祥を選出した。

 初選出となったのは、クロスへの対応が素晴らしく相手の攻撃をシャットアウトした仙台の守護神ヤクブ・スウォビィクと、幾度となく相手のスペースでボールを受け先制点を記録した鹿島の白崎凌兵。

 そのほか、FC東京の永井謙佑は献身的な守備をしつつ、決定機にはしっかりとゴール。G大阪の宇佐美貴史は裏抜けや精度の高いキックで相手の脅威に。浦和の槙野智章はオルンガやクリスティアーノら強力な相手攻撃陣に仕事をさせなかった。

【PHOTO】J1第22節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 

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