【神戸】指揮官退任後のホーム白星に選手の反応は?ビベス暫定監督は「非常に満足しています」

2020年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

2ゴールの古橋は「チーム一丸となって勝てた」

「大事なのは今日は勝つこと」と語るビベス暫定監督(中央)。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ18節]神戸4-3鳥栖/9月23日(水)/ノエスタ

 激しい点の奪い合いとなった一戦は4得点と今シーズンの最多得点を挙げた神戸が競り勝った。ホームでは7月15日の清水エスパルス戦以来2か月ぶり、そして2度目の勝利となった。

【J1第18節PHOTO】神戸4-3鳥栖|イニエスタ今季初ゴール&全得点に絡む大活躍で8試合ぶりの勝利に導く!

 この日2ゴールを挙げた古橋亨梧は試合後のフラッシュインタビューに応じ、「なかなか勝ててなかったので、チーム一丸となって勝てたことがすごく嬉しいです」と素直にその喜びを語った。

 得点シーンを振り返ると、「1点目も2点目もアンドレス(イニエスタ)から良いボールが来たので、落ち着いて決めることができて良かったです」と安堵の色を浮かべる。

 前日にクラブに初タイトルをもたらしたトルステン・フィンク監督の退任が発表されたばかり。この日暫定的に指揮をとったマルコス・ビベスコーチはこう試合を振り返った。
 
「本来であればボールを持って、ゲームを支配してという我々のスタイルのサッカーをやりたかったのですが、ゲームがそれを許さなかった。ただ、その状況にしっかりと適応して戦うことができた」
「4得点取ることが勝利に繋がったので、非常に満足していますが、我々としては普段の戦い方、やり方とは違いました。ただ、こういった違った文脈のなかでも得点を重ねることが出来て非常に満足しています」

 また、「大事なのは今日は勝つこと。今までの悪い流れを断ち切るということが必要でした。我々はそれを達成できた」と8試合ぶりの白星に充実感を滲ませた。

 指揮官退任の対応に迫られるなか、次節は中2日で北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つ。

 古橋は、「すごく待たせてしまったんですけど、今日勝ったことを勢いに、これから良い波に乗っていきたい。次もホームでやれるので、また勝てるように準備したいです。どんな時も温かい声援をありがとうございます」とホームでの連勝に想いを馳せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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