C大阪、柿谷曜一朗の今季初得点で神戸を下し、05年以来の6連勝! 前半に退場者出すも今季6度目の完封勝利

2020年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位川崎との勝点差は5ポイントに

柿谷が今季初ゴールとなる先制点。一人少ない苦境に立たされたチームを救った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは9月16日、各地で4試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対セレッソ大阪の阪神ダービーが行なわれた。

 試合は、約1か月ぶりに先発復帰したアンドレス・イニエスタを中心にホームの神戸がボールを支配。C大阪は前線の都倉賢や柿谷曜一朗らを軸にカウンターを狙う展開となる。

 すると33分、試合の流れを左右しかねないプレーが生まれる。こぼれ球に反応した都倉が一瞬早くボールに飛びついたGK前川黛也の頭部を蹴り上げてしまい、一発退場を宣告される。C大阪は前半で一人少ない状況となってしまう。前川は治療によって、その後もプレーを続行した。

 迎えた後半も神戸が圧倒的にボールを支配するが、先制したのはアウェーのC大阪だった。右サイドからレアンドロ・デサバトがアーリークロスを入れると、反応したのは柿谷。相手DFの前に入り込んで、ヘディングで逆サイドへうまく流し込んだ。柿谷の今季初ゴールでC大阪が先制する。

 その後も神戸の猛攻が続くが、C大阪は持ち前の堅守でこれを凌ぎ切り、1-0でタイムアップ。C大阪が2005年以来となる6連勝を飾った。今季6度目の完封勝利となったC大阪は、勝点を39に伸ばし、首位川崎との勝点差を5ポイント差に縮めた。一方の神戸はこれで6試合勝利なしとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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