「数秒間視力を失い、出血が…」英国で審判を殴打した選手に“史上最長”の出場停止処分!「おぞましい行為だ」

2020年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブは当該選手を即刻除名

アマチュアのゲームで起きた蛮行に厳しい処分が下った。※写真はイメージ。(C) Getty Images

 あまりにショッキングなシーンだっただけに、致し方ないだろう。

 9月9日、スペイン紙『Marca』などが報じたところによれば、先月にロンドンで行なわれたアマチュアの試合で、審判に暴行を働いた選手に10年間の出場停止処分が科されたという。「FAによれば、史上最長のペナルティー」と記事は伝えている。

 英公共放送『BBC』によれば、8月9日に行われたプレシーズンマッチで、レッドカード(10分間のシンビンだったようだ)を受けたことに腹を立てた「Sporting Club de Mundial」の選手がブチギレ。セティアン・トキ主審の顔面に右手、左手、そして右手と3発のパンチを浴びせたのだ。

【動画】レッドカードに激昂した選手がトキ主審に3度のパンチを浴びせる衝撃のシーン
 
 警察と救急隊が駆け付ける大騒動となったこの時の恐怖を、28歳のレフェリーは次のように語っている。

「彼にレッドカードを見せたら、すぐに顔にパンチされた。数秒間視力を失い、その後はひどい出血が続いた」

 クラブは「おぞましい行為を断固として非難する」とツイッターで綴り、当該選手を即刻除名したという。

 アマチュアということもあってか、その選手の名前や年齢などは明らかになっていないようだが、10年後にピッチに戻ってくるのだろうか……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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