「魔法はそのまま!?」帰ってきたレジェンドが早速魅せる!堂安と板倉の前でロッベンが復帰後初ゴール!

2020年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

今年1年ぶりに復帰を果たしていた

古巣で18年ぶりのゴールを奪ったロッベン。(C) Getty Images

 現地時間6日、板倉滉の所属するフローニンヘンはホームで日本代表FW堂安律が新加入したビーレフェルトとの練習試合を行なった。だが、この試合でひと際輝きを放ったのは、板倉でも堂安でもなく、現役復帰を果たした元オランダ代表FWアリエン・ロッベンだった。

 昨年5月にバイエルン・ミュンヘンでユニホームを脱いだロッベン。バイエルンでの在籍10シーズンで、8度のリーグ優勝と2012-13シーズンのチャンピオンズ・リーグ制覇に貢献したレジェンドは、今年の6月、16歳でプロデビューを飾ったフローニンヘンで、電撃的な現役復帰を果たしていた。

 そんななか迎えた今回のプレシーズンマッチ。背番号10のロッベンはキャプテンマークを巻き先発出場、そして早速結果を残す。17分、左サイド深くからの折り返しパスをゴール前中央で受けると、ダイレクトで左足を振り抜く。正確にコントロールされたシュートはGKの横をすり抜け、右サイドネットを揺らした。古巣でのゴールは2002年4月28日以来、18年ぶりとなった。

 試合はその後、ビーレフェルトが1点を返し1-1のドロー。なお、この試合で板倉は先発出場、堂安は途中出場で新天地デビューを果たしている。
 
 本人は試合後に自身のインスタグラムを更新し、「このスタジアムでプレーできることに誇りと喜びを感じています」と力強くコメント。これには世界中のファンからも「レジェンドが帰ってきた!」「魔法はそのまま!?」「いつまで経っても歳を取らないな」「キングロッベン」といった絶賛の声が寄せられている。

 オランダリーグは日本時間9月12日に開幕。板倉とロッベンの所属するフローニンヘンは9月13日に強豪PSVと対戦する。東京五輪世代の若手ディフェンダーと、36歳になった今もなお輝き続けるレジェンドの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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