久保建英が最後のPSMで先発フル出場!トップ下→左サイドでプレーも絶好のチャンスを逃し…

2020年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ソシエダ戦に続いてトップ下で出場

レバンテ戦で先発フル出場を果たした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間9月5日、久保建英が所属するビジャレアルが、シーズン前最後となる5戦目のプレシーズンマッチでレバンテと対戦した(ビジャレアルのトレーニング施設「ミニ・エスタディ」で開催)。

 2日のレアル・ソシエダ戦に続いてスタメンに名を連ねた久保は、その試合と同様にトップ下に入った。

 立ち上りから両軍が激しく攻め合う展開となるなか、13分に久保にチャンスが巡ってくる。カウンターから敵DFの裏に抜け出て、シュートに持ち込むかと思われたが、左サイドから駆け上がってきたバエナへのスルーパスを狙う。しかし、これはDFにカットされてしまう。

 20分にも、久保、チュクウェゼと繋いで、最後はパコ・アルカセルが決定機を迎えるが、敵GKフェルナンデスの好セーブに防がれる。

 試合が動いたのは30分だった。チュクウェゼの浮き球のパスをパコ・アルカセルが胸トラップしてボレー。鮮やかにネットを揺らす。

 しかし、リードした時間はわずか4分だった。34分にモラレスのピンポイントクロスにヘッドで合わせたセルヒオ・レオンに同点弾を許し、追い付かれる。

【動画】久保建英が2点に絡んだソシエダ戦のハイライトはこちら
 1-1で突入した後半は、ややレバンテのペースで進み、63分にはモラレスがドリブル突破からの鋭いシュートで勝ち越しゴールを奪う。

 選手交代などもあり、後半途中から左サイドに回った久保は、66分に決定機を迎える。パスカットしたパレホからパスを受け、エリア内に持ち込んでシュート。しかし、最後に敵DFと接触して倒れながらのシュートとなり、枠を捉えられない。ファウルを主張したが、認められなかった。

 結局、試合はこのまま終了し、1-2で敗れたビジャレアルは、プレシーズンマッチの5試合を2勝3敗とした。久保も、13日に行なわれる岡崎慎司を擁するウエスカとの開幕戦に向け、十分なアピールができたとは言い難い。スペイン代表からジェラール・モレーノが戻ってくるなか、ウナイ・エメリ監督はどんなメンバーを送り出すだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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