集団感染による活動休止明けの鳥栖が約1か月ぶりの勝利!横浜FCに3発快勝!!

2020年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

両チーム守護神が好セーブを連発

加入後初ゴールを決めた金森。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは9月5日、各地で第14節の9試合が開催された。駅前不動産スタジアムで行われたサガン鳥栖対横浜FCの一戦は3-0でホームの鳥栖が"復帰戦"を飾った。

 新型コロナウイルスの集団感染によって活動を休止していた鳥栖は、リーグ戦4試合が中止となり、約1か月ぶりの試合となる。

 4-4-2のフォーメーションを採用し、GK高丘陽平、DF右から森下龍矢、宮大樹、エドゥアルド、大畑歩夢。MFは右から樋口雄太、松岡大起、原川力、小屋松知哉。2トップにチョ・ドンゴンと金森健志で始まった。

 試合は久々の公式戦で積極的なプレスをかけ、チームが連動した動きを披露する鳥栖が11分に待望の先制点を奪う。

 右サイドの森下からクロスボールが供給されると、走り込んだ金森が滑り込みながらもGKの股下を抜くシュート。これがゴールネットを揺らし、金森が鳥栖加入後の初ゴールを記録。1-0と先制する。
 

 中5日でこの試合に臨む横浜FCは、リードを許すものの、しっかりとボールを保持し攻撃を組み立てる。32分には佐藤謙介、33分に斉藤光毅、37分に松尾佑介と続けて決定機を迎えるが、相手GK高丘の好セーブもあって得点が奪えない。

 ホームの鳥栖も先制点後の18分に小屋松、31分に金森、50分にチョ・ドンゴンが強烈なシュートを放つものの、相手GK南雄太がビッグセーブを連発し、こちらも追加点を挙げられない。

 しかし鳥栖は、横浜FCが中村俊輔を投入するなど交代カードを切りながら逆転を狙いに前掛かりに来た所を突き、81分に鳥栖の大卒ルーキー林大地、86分に小屋松がゴールを奪い、3-0とする。結局、活動休止明けの鳥栖が8月1日の8節・FC東京戦以来、約1か月ぶりの勝利を挙げた。

 この結果、勝利した鳥栖は勝点10とし、16位に順位を上げた。横浜FCは同14と変わらず、順位を13位に一つ落とした。

 9月9日の水曜開催となる次節は両チームとも敵地での試合。鳥栖は浦和レッズと、横浜FCはFC東京と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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