スペインが伏兵のAT弾でドイツと劇的ドロー!17歳新星が代表デビューを飾る【ネーションズ・リーグ】

2020年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツが逃げ切るかに思われたが…

51分に均衡を破ったのはドイツのヴェルナー(9番)だった。(C) Getty Images

 現地時間9月3日、UEFAネーションズ・リーグの第1節の8試合が欧州各地で行なわれ、シュツットガルトのメルセデス・ベンツ・アレーナでは、リーグAのグループ4、ドイツ対スペインが行なわれた。

 先にビッグチャンスを迎えたのはスペインだ。15分、敵DFジャンのバックパスのミスを突いたFWロドリゴがGKトラップをかわす。あとは流し込むだけでよかったが、もたついている間にトラップに追い付かれ、絶好機を逃す。

 CFのロドリゴは、前半終了間際にもトラップと1対1となる場面があったが、シュートが正面を突き、決めきれなかった。

 一方、ホームのドイツも11分のケーラーのヘッド、18分のザネの左足シュートが相次いでGKデ・ヘアの好セーブに防がれる。

 スコアレスで突入したハーフタイム、スペインはヘスス・ナバスに代えてアンス・ファティを投入。バルセロナの新星が17歳で代表デビューを果たす。

 均衡が破れたのは51分だった。左WBゴゼンスのパスを中央で受けたヴェルナーが強烈なシュートでネットを揺らし、ドイツが先制する。さらに61分にも、カウンターでザネからパスを受けたヴェルナーが狙うも、ここは惜しくも枠を捉えられない。

 1点を追うスペインは、ともに初キャップを刻んだファティとフェラン・トーレスの両翼が積極的なアタックから打開を図るも、なかなかゴールが奪えない。

 このまま1-0でドイツが逃げ切るかに思われた後半アディショナルタイム、まさかのドラマが待っていた。

 スペインは、フェランが右サイドから送り込んだクロスをロドリゴがヘッドで落とすと、待っていたガヤがシュート。伏兵の一撃が劇的な同点弾となり、試合は1-1のドローで終っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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