【ルヴァン杯】横浜が2年ぶりのベスト4進出! 天野純が同点弾、PK戦で前回準Vの札幌を下す!!

2020年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は互いに好機を迎えるもゴールは生まれず。

同点ゴールを決めた天野。2年ぶりのベスト4進出に大きく貢献した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップは9月2日、準々決勝の4試合を各地で開催。札幌厚別公園競技場では、北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノスの一戦が行なわれ、横浜が1-1からのPK戦の末に勝利を収めた。

 試合は序盤から積極的なプレスで押し込もうとする横浜に対して、札幌も相手の浅いディフェンスラインの背後を狙ったパスで応戦。一進一退の攻防が繰り広げられる。前半はスコアレスで終えた。

 迎えた後半の立ち上がりは、札幌が横浜を押し込み次々とチャンスを創出。横浜GK朴一圭の好守でなかなかネットを揺らせなかったものの53分、ついに均衡を破る。左サイドの福森晃斗からの浮き球のパスを起点にチャンスを広げた札幌は、アンデルソン・ロペスの強烈なシュートはGK朴に阻まれるが、こぼれ球を駒井善成が押し込み、待望の先制点を得る。

 その後もチャンスを作り出した札幌だが、追加点を得るには至らない。すると77分、横浜が反撃。仲川輝人、天野純とつなぎ、松原健が札幌ゴールを強襲。このシュートはGK菅野孝憲に阻まれるも、こぼれ球を天野が押し込みネットを揺らした。横浜が試合を振り出しに戻した。

 結局試合は1-1のままタイムアップ。90分では決着がつかず、大会方式によりPK戦に勝負は委ねられた。PK戦ではともに4人目まで成功。そして、5人目札幌の福森が失敗すると、横浜は松原が落ち着いて決め、熱戦にケリをつけた。

 2年ぶりの準決勝進出を決めた横浜は、10月7日に柏レイソルと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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