香川真司の元同僚DFがJリーグに電撃参戦!? 代理人が日本行きを示唆「新たな文化に触れることに…」

2020年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドルトムントのブンデス連覇に貢献した名手

ドルトムントでは主力CBとして活躍し、ブンデスリーガ連覇に貢献したスボティッチ。日本行きの可能性が浮上している。 (C) Getty Images

 ブンデスリーガを代表する名手に、日本行きの可能性が浮上している。元セルビア代表DFのネベン・スボティッチだ。

 スボティッチは、日本でも馴染みのある選手だ。2008年から約9年半に渡って在籍したドルトムントでは、日本代表MFの香川真司らと共にユルゲン・クロップ(現リバプール監督)の薫陶を受け、ブンデスリーガ連覇(10-11、11-12)などに貢献した。

 17年1月に出場機会を求めてレンタルでケルンに渡り、2018年1月からはリーグ・アンの名門サンテティエンヌでプレー。昨夏に昇格組のウニオン・ベルリンに入団してブンデス復帰を果たすと、公式戦23試合に出場して目標の1部残留に寄与した。

 そんなスボティッチは、昨シーズン終了後に2021年6月までの契約を全うせずに退団する意思を表明。ウニオンもその考えを尊重し、今夏のプレシーズンキャンプの参加を免除していた。

 いまだ新天地が見つかっていないため、現在はウニオンでのチーム練習に参加している状況だが、ドイツ紙『Bild』の取材によれば、水面下で日本のクラブと交渉をしていたという。
 
 現地時間9月1日に、『Bild』の取材に応じたフリーダー・ガム代理人は、「移籍に向けた話し合いはしている」と語っている。

「一応、2021年まで(ウニオンとの)契約は残っているが、移籍の話し合いは進んでいるよ。ネベンは全世界に対してオープンな思考を持っていて、新たな文化と触れ合うことにも関心を抱いている。彼は少なくとも3~4年はプロ選手としてプレーするという明確な目標を持っている」

 31歳となり、加齢に伴うスピード面の衰えが指摘されているが、193センチ・83キロの巨躯を利した迫力満点のプレーはいまだ健在だ。事実、昨シーズンのブンデスリーガにおける空中戦勝率で1位(77パーセント)と、絶対的な強さを見せつけている。

 仮にJリーグに参戦するとなれば、その圧倒的なフィジカル能力に注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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