鈴木優磨が今シーズン2点目をゲット! STVVは数的有利を活かせず、2試合連続ドロー

2020年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

伊藤達哉が途中出場で躍動

先発出場した鈴木はPKで今季2点目をゲット。写真は前節オーステンデ戦のもの。(C)STVV

 現地時間8月29日にベルギー・リーグ第4節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)は敵地でオイペンと対戦した。

 STVVは開幕戦ヘント戦に勝利したものの、第2節アンデルレヒトに敗れ、3節オーステンデ戦はドローに終わっている。この試合では鈴木優磨、松原后が先発し、ベンチには伊藤達哉が入った。

 前半13分に先制を許すが、25分にはオイペンが退場者を出し、STVVは数的有利な展開となる。しかし、なかなか得点を奪えず、0-1のまま前半を折り返した。

 後半開始後もなかなかチャンスを作れないまま時間が過ぎるが、66分に前節でシーズン初出場を果たした伊藤達哉がピッチに投入されると攻撃にリズムが生まれる。伊藤はイ・スンウや鈴木とのコンビネーションで左サイドから揺さぶりをかけ、度々好機の起点となった。

 攻勢を強めたSTVVは、82分に伊藤が左サイドからクロスを供給する。これにペナルティエリア内で反応した鈴木が敵DFに倒されてPKを獲得。キッカーとなった鈴木が冷静に決め、今シーズン2ゴール目をマークした。

 勢いづくアウェーチームはさらに攻勢を強めるが、前線での連携にわずかなミスが多発し、追加点を奪うことができない。90分に伊藤が左サイドで倒されて獲得したFKは、あがったボールに反応した鈴木らが味方同士で重なってしまい、貴重なチャンスを活かすことができなかった。

 試合はそのまま1-1で終了。勝点1を獲得したことで11位から暫定7位に浮上している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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