「隣で泣いてました」内田篤人が引退を伝えた後輩とのエピソードを赤裸々告白! 今後に期待することは…

2020年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は鹿島のユース時代から大事にされて…」

内田は引退会見で土居(右)とのエピソードを明かし、今後に期待を寄せた。写真:滝川敏之

 8月23日限りで現役生活を終えた鹿島アントラーズのDF内田篤人が、翌日に行なわれた会見で、引退を伝えた後輩とのエピソードを明かした。

 内田は今月20日に引退を発表。現役最後の試合となった23日のガンバ大阪戦に16分から途中出場を果たし、同点ゴールの起点となるなど、好パフォーマンスを見せ有終の美を飾った。

 会見はオンラインで行なわれたが、会場にはチームメイトの土居聖真がいたようで、途中、内田が何度か声をかける場面もあった。そして、その後輩に引退を伝えたあとのエピソードを明かした。

「土居とは試合前日によく、毎日クラブハウスのお風呂に一緒に入るんですけど、(G大阪戦前日の)お風呂で静かだなと思ったら隣で泣いてました(笑)」
 
 さらに、今後の鹿島を背負う土居の、ピッチ内外での働きに期待を寄せた。

「彼は鹿島のユース時代から大事にされて、色んなものを見てきて、エンブレムをつけてプレーしているので、様々な思いもあると思います。これから色々背負っていかなきゃいけない部分がたくさんありますし、もちろんピッチ外での仕事も年齢的にはやってもらいたいなと思います」

 また、引退試合では最後までともにプレーした土居の存在感について、「性格がすごく優しいので、昨日の試合なんかを見ていても、やっぱり土居がいないとバランスがとれていなかったり、チームのことを考えてプレーしているなっていうのは、すごい印象にあります」と褒めたうえで、「きっとこれからもっともっと活躍してくれるんじゃないかなと思います」とエールを送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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