【なでしこリーグ5節】INAC仲田歩夢がバースデー同点弾でチームを救う!ベレーザ遠藤純は11分間で4得点の固め撃ち、10ー1の大勝に貢献!

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点2差に4チームがひしめく混戦模様に

誕生日に決めた仲田の今季初ゴールは、INAC神戸にとって貴重な同点弾に。写真提供:INAC神戸レオネッサ

 なでしこリーグは8月15日、第5節の4試合を開催した。首位のセレッソ大阪堺レディースと前人未到のリーグ5連覇中の日テレ・東京ヴェルディベレーザによる一戦は10-1で後者が大勝。勝点2差に4チームがひしめく混戦模様となっている。

 開幕から4連勝で首位を走っていたC大阪堺Lはホームのヤンマースタジアム長居で日テレベレーザと対戦。第3節の浦和レッズレディース戦で0-1と敗れ、前節のアルビレックス新潟レディース戦では2点を先行される苦しい展開を強いられ、なんとかアディショナルタイムの得点で2-2の同点に持ち込んだ。いまひとつ調子が上がらないベレーザだったが、この日は違った。

 開始2分に前節で同点弾を決めたFW小林里歌子が得点すると、7分にはMF木下桃香、42分にはDF土光真代と前半で3点を挙げる。直後にC大阪レディースの北村菜々美に得点を許すものの、3-1で前半を折り返した。

 さらに58分に小林のこの日2ゴール目をきっかけに、60分に長谷川唯、67分にはオウンゴールから得点が生まれて6-1とリードを広げると、途中出場のFW遠藤純が73分、76分、81分、84分とわずか11分間で4得点の固め撃ちで10-1の圧勝を飾った。

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 2位に付けていたINAC神戸レオネッサは敵地でノジマステラ神奈川相模原と対戦した。1点ビハインドで迎えた70分、FW田中美南のパスに左サイドで反応したMF仲田歩夢がペナルティーエリア内に侵入すると左足を一閃。この日27歳の誕生日を迎えた仲田は自ら祝砲となるゴールを決めて1-1の同点とした。

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 その後、足の止まってきたノジマステラを攻め立てたINACだったが、強烈なシュートがポストを叩くなどあと一歩及ばず、1-1の引き分けに終わった。

 3位の浦和Lは愛媛FCレディースのホームに乗り込んだ。水谷有希の23分に挙げた得点を守り切り1-0で勝利を収めている。

 アルビレックス新潟レディースと伊賀FCくノ一三重の一戦は33分に道上彩花に得点を許すものの、ホームの新潟Lが84分に児野楓香の得点で追いつき、1-1の引き分けに終わった。

 この結果、1位は勝点12で浦和LとC大阪堺Lが並び、同11でINACが3位、さらに同10で4位ベレーザとなっている。

 マイナビベガルタ仙台レディース対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは明日16日、15時30分キックオフで行なわれる予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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