【ルヴァン杯】柏に続き9チームに勝ち抜けの可能性!GS最終節での突破条件は?

2020年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋×川崎が引き分けると両チームが突破し、2位最上位も確定

ルヴァンカップグループステージの最終戦が行なわれる。写真:田中研治

 8月12日、ルヴァンカップのグループステージ第3節の7試合が開催される。今年2月に第1節が行なわれて以来、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、長い中断期間を経て大会方式も大幅に変更された。グループステージは全3節の1回戦総当たり方式に変更されたため、今節が最終節となる。

 ここでは、本日開催の最終節を前に、グループステージ突破の条件を各グループごとに振り返っていく。各グループで1位チームは自動的に突破が確定。さらに2位となったチームの中で成績最上位の1チームがプライムステージ(8チームによる決勝トーナメント)に進むことになる。

●グループA
1位:川崎フロンターレ/勝点6(2勝0分0敗)/得失点+5/総得点8
1位:名古屋グランパス/勝点6(2勝0分0敗)/得失点+4/総得点4
3位:鹿島アントラーズ/勝点0(0勝0分2敗)/得失点-2/総得点2
3位:清水エスパルス/勝点0(0勝0分2敗)/得失点-7/総得点1

 突破の可能性があるのはともに2連勝の川崎と名古屋だ。今節にその2チームによる直接対決が行なわれ、勝利したチームがその切符を手にする。敗れた場合でも他会場の結果次第で勝ち抜けの可能性を残す。さらに引き分けの場合は、ともに勝点7となり、2位チームの最上位が確定するため、両チームの勝ち上がりが決定。清水と鹿島は敗退が決定している。
 
●グループB
1位:セレッソ大阪/勝点6(2勝0分0敗)/得失点+4/総得点5
2位:浦和レッズ/勝点3(1勝0分1敗)/得失点+2/総得点5
3位:ベガルタ仙台/勝点0(0勝0分1敗)/得失点-3/総得点2
不参加:松本山雅FC

 3チームが突破の可能性を残す。現在首位のC大阪は引き分け以上で1位通過が確定する。3位の仙台はそのC大阪との直接対決で5点差以上をつけての勝利で逆転の可能性を残す。今節試合のない浦和は、他会場の結果次第となる。

 グループBではJ2の松本がレギュレーション変更により不参加となったため、3チームによる総当たり戦になり、浦和と仙台にグループステージ終了後に勝点3が加算され、その際に得失点差は加味しないという特別ルールが設けられている。

 3チームが勝点6で並んだ場合、①勝点が同一チーム同士の試合での勝点、②勝点が同一チーム同士の試合での得失点差、③勝点が同一チーム同士の試合での得点、で順位が決定する。

 3チームの勝点が並んだ場合はそれぞれ1勝1敗となるので勝点3で①では差がつかない。そのため、②、③での勝負となる。試合のない浦和は、得失点差+2、総得点5。C大阪は得失点+1、総得点1だが、このケースは敗戦が前提となるため、浦和を上回れない。仙台は得失点-3、総得点2。通過には5点差での勝利が必要となる。
 

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