「最高の期待に応えないと…」パリSG行きが注目されたC・ロナウドが沈黙を破る! 何を語った?

2020年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

セリエAで自己ベストを更新

CL敗退による傷が癒えないなか、C・ロナウドが注目の発言をした。 (C) Getty Images

 去就が注目されている大スターが、自ら沈黙を破った。

 現地時間8月8日、ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドは自身のインスタグラムを更新し、現在の胸中を綴った。

 2018年7月にレアル・マドリーからユベントスへ電撃加入したC・ロナウド。移籍2年目となった今シーズンは、セリエAでは前シーズンの21ゴールを上回る33試合で31ゴール・6アシストを記録。35歳とは思えない得点能力の高さをアピールして、チームの9連覇に貢献した。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)では、ラウンド・オブ16でリヨンにアウェーゴールの差で屈して敗退の憂き目にあったものの、順風満帆の2年目を謳歌したC・ロナウド。だが、一部メディアでは、サポートの少ないユベントス首脳陣に不満を抱き、今夏にパリ・サンジェルマンへの移籍を画策しているとも報じられた。
 
 今夏の身の振り方が注目されるなか、長文のインスタグラムを更新したポルトガル代表FWは、「今こそ反省の時だ」と書き出し、こう続けている。

「2019-20シーズンが終了した。通常よりもかなり遅くなったけど、予想よりは早く終わった。批判的な思考が改善する唯一の方法であり、浮き沈みのワケを分析する時だ。ユベントスのような巨大なクラブは、常に世界最高であると考え、世界最高として機能する必要がある。そうすることで、僕たちは自分たちを世界最高の最大のクラブの1つと呼ぶことができる。

 このような厳しい年に、セリエAで再び優勝したことは、僕たちがとても誇りに思っていることだ。個人的にはユベントスで37ゴール、ポルトガル代表で11ゴールを決めたけど、毎年より良い成績を残し続けたいという新たな野心と、願望を持った僕を未来に直面させるものとなった。でも、ファンは僕たちにより多くを要求する。彼らは僕たちにより期待している。そして、僕たちはそれに応えなければならない。僕たちは最高の期待に応えなければならないんだ」

 さらに「期待に応えるために、これまで以上に強く、より献身的になる」とも綴り、来る新シーズンもユベントスでのプレー続行を示唆したC・ロナウド。同日には元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロの監督招聘が発表されたが、果たして、ポルトガルが生んだ大スターは、新チームでいかなるパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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