【ルヴァン杯】「本当に潤に感謝ですね」C大阪・豊川雄太の加入後初ゴールが決勝弾! 逸材ルーキーのアシストに謝意

2020年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チャンスがありながら毎回外していたので…」

守勢に回り続ける苦しい展開のなか、ワンチャンスをモノにした豊川。写真:徳原隆元

[ルヴァン杯グループステージ2節]C大阪1-0浦和/8月5日/ヤンマースタジアム長居

 守勢に回り続ける苦しい試合展開のなか、後半から途中出場のFW豊川雄太が少ない決定機をモノにして、この日のヒーローとなった。

 C大阪は立ち上がりから終始、相手にボールを握られる苦しい時間を過ごすこととなった。それでもGKキム・ジンヒョンの好セーブや、マテイ・ヨニッチと瀬古歩夢のセンターバックコンビが身体を張って無失点で抑えると、82分についに試合が動く。カウンターから西川潤がペナルティエリア内に仕掛け、相手を引き付けたところで追い越してきた豊川にラストパスを供給。このボールを豊川が豪快に右足で振り抜いてゴールネットを揺らし、チームに勝利をもたらした。
 
 劣勢を強いられるなかで、ワンチャンスを確実にモノにした豊川は、試合後のフラッシュインタビューで、「チームとして勝てたこと、それが一番良かったと思います」とコメントした。
 
 この得点が自身加入後初ゴールとなったことについては、「試合にずっと使ってもらっていて、チャンスがありながら毎回外していたので、しっかりとここで結果を出せたことは、すごく自分にとっても自信になります」と語り、安堵の表情を浮かべた。
 
 得点シーンは、豊川と同じくハーフタイムから出場した高卒ルーキー・西川潤のアシストだった。世代ナンバーワンとも呼び声高い逸材から送られた丁寧なパスに豊川も感謝を示す。
 
「潤がしっかりと相手を引き付けて、トラップして打つだけの優しいパスをもらったので、本当に潤に感謝ですね」
 
 グループステージ2連勝で首位に立ったC大阪。次節は8月12日にグループ1位通過を懸けてアウェーで仙台と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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