「なんてゴールだ」冨安健洋が強烈左足ミドルで強豪ミランからボローニャ初得点!本田圭佑以来セリエA9人目の日本人スコアラーに

2020年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミランに一矢を報いるゴラッソ

出場28試合目で初ゴールを決めた冨安。(C) Getty Images

 現地時間7月18日に開催されたセリエA第34節で、冨安健洋が所属する10位のボローニャが6位の強豪ミランと敵地で対戦した。

 この試合で、小さくないインパクトを残したのが、右SBで先発した冨安だ。

 10分にアレクシス・サレマーカーズ、24分にハカン・チャルハノールにゴールを許し、0-2で迎えた44分だった。やや右寄りで後方からパスを受けた日本代表DFは、中央に持ち出して左足を一閃。名手ジャンルイジ・ドンナルンマも反応できない強烈なシュートをネットに突き刺してみせた。

 冨安はこれが28試合目の出場で、ボローニャでの初ゴール。セリエAの日本人選手ではミランの本田圭佑(現ボタフォゴ)以来9人目の得点者となった。
 
 このゴラッソで反撃と行きたいアウェーチームだったが、49分にイスマエル・ベナセル、57分にアンテ・レビッチ、そして92分にもダビデ・カラブリアにゴールを決められ、1-5の大敗。この試合展開もあり、冨安も59分でベンチに退いた。

 残念ながら白星には結びつかなかったものの、この一矢を報いる鮮やかなゴールに、クラブの公式ツイッターには、「なんてゴールだ」「トミーゴラッソ!」「感動した」「ロケットのようだ。ネットを破壊した」といったコメントが寄せられた。

 セリエAは残り4試合。ついに初ゴールを決めた21歳のサムライ戦士のさらなる活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】名手ドンナルンマの牙城を破る!冨安の圧巻左足ミドル弾はこちら
 

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