今季4点目の久保建英が圧巻スタッツを記録!枠内シュート率100%、決定機関与数は両チームトップに

2020年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームを救う決勝点をマーク

崖っぷちに立たされているマジョルカにあって久保は文字通りの希望だ。 (C) Getty Images

 現地時間7月9日に開催されたラ・リーガ第35節で、久保建英が所属する18位のマジョルカは、12位のレバンテに2-0と完勝した。

 危機的状況にある残留争いに生き残る意味でも重要な勝利を挙げたマジョルカ。そんなチームにあって千両役者ぶりを示したのが久保だ。

 4-1-4-1の右サイドで11試合連続の先発起用をされた日本代表MFは、抜群のキープ力と局面を変えるパス、積極果敢なドリブルで、レバンテ守備陣を苦しめる。

 そして、チームが1点をリードした試合終了間際の84分だった。自らドリブルで持ち込んだ久保は右足を強振。これは敵GKに防がれるも、サルバ・セビージャが右足で狙い、再びGKが弾いたこぼれ球を日本代表MFが左足で詰めて、貴重な追加点を奪った。
 
 後半に押し込まれて、マジョルカが劣勢に立たされたなかで、価値あるゴールを挙げた久保。そのスタッツも驚異的だ。

 公式スタッツなどを集計している『Opta』によれば、全て枠内に飛んだシュートは3本、キーパスは2本を記録。計5回の決定機関与は、両チームを通じてトップの数字である。

 さらに敵陣でのパス本数は14本(成功率78.6%)で、デュエル数は8回(成功率62.5%)、ドリブルは3回中2回も成功させた久保。いずれも彼がいかに相手の脅威になったかを示す数字だと言えるだろう。

 日進月歩の勢いで成長を遂げている19歳。その存在感は、ますます強まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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