2位ウエスカ、柴崎岳先発のデポルに美弾2発で痛恨の黒星!岡崎慎司は途中出場で日本人対決は“ニアミス”

2020年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

鮮やかなバイシクル弾でデポルが逆転

岡崎(左)は68分から途中出場。柴崎はその10分前にベンチに退いた。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間7月5日に開催されたラ・リーガ2部の第38節で、柴崎岳が所属する16位のデポルティボが、岡崎慎司が牽引する2位のウエスカとホームで対戦した。

 再開後2勝4分けと負けがないデポルの柴崎が2試合連続のスタメンを飾ったのに対し、前節のラス・パルマス戦で今季10点目を奪った岡崎は、3試合ぶりにベンチスタートとなった。

 試合はいきなり動く。7分、右SBのミゲロンのクロスに、岡崎に代わってCFで先発したラファ・ミルが豪快なヘッドで合わせて先制ゴールを奪取。2連勝中のウエスカが幸先よくリードを奪う。

 しかし20分、デポルティボのアケチェが左足で強烈なミドルを叩き込み、同点ゴールを奪取。さらに43分、左サイドからのクロスに反応したサントスが、鮮やかなバイシクルシュートでネットを揺らし、逆転に成功する。

 正確なパスワークで前線とのつなぎ役を果たした柴崎は、47分にイエローカードをもらったこともあり、58分にゴメスと代わってベンチに下がる。この時点で、ピッチ上で日本代表戦士が相まみえる可能性はなくなった。

 1部昇格のためには負けられないウエスカは後半、デポルを押し込むも、なかなか牙城を崩せない。63分にはクリストが左足で狙うもGKに防がれた。

 ようやく岡崎が投入されたのは68分。ラファ・ミルとの2トップでゴールを狙うも、なかなかいい形がボールがもらえず、シュートに持ち込めない。

 試合はこのまま2-1で終了。デポルにとっては2部残留に向けて大きな勝点3、一方のウエスカにとっては痛恨の黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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