京都がウタカの2発で昇格候補の磐田を撃破!日本代表FWの小川航基はチャンスに恵まれず不発

2020年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボウリング・パフォーマンスも飛び出す

磐田戦で2ゴールを挙げたピーター・ウタカ。写真:徳原隆元

 J2リーグは6月28日、再開初戦となる2節第2日の2試合を各地で開催。リーグ戦初開催となったサンガスタジアム by KYOCERAでは、京都サンガF.C.とジュビロ磐田の一戦が行なわれ、京都が2対0で勝利を収めた。

 試合は立ち上がりから一進一退。1年でのJ1復帰を狙う磐田は日本代表FWの小川航基とルアンの前線ふたりを軸に攻め込むが、京都も懐の深い守備で隙を見せない。均衡が崩れたのは28分。京都は金久保順からの一本の縦パスに抜け出したピーター・ウタカが左足で流し込み、磐田ゴールのネットを揺らす。ホームの京都が先制する。

 京都の1点リードで迎えた後半の立ち上がり。再びホームチームがゴールネットを揺らす。47分、京都は右サイドから荒木大吾が中央へ入れたボールを宮吉拓実がワンタッチでP・ウタカへ。元ナイジェリア代表の点取り屋は、振り向きざまに左足を振り抜くと、シュートは対峙した相手DFの股を抜けてゴールに収まった。ゴール後にはチーム全員でのボウリング・パフォーマンスも披露。京都が2対0とリードを広げる。

 一方の磐田は53分に針谷岳晃、櫻内渚、64分にルリーニャ、さらに72分には山田大記、三木直土と立て続けに5人の選手を投入して一気に勝負をかける。しかし、京都のブロックを崩しきることができない。

 結局、試合は京都が2点リードのままタイムアップ。京都が今季初勝利を挙げた。開幕戦勝利の磐田は、初黒星となった。ともに勝点3となっている。

 次節、京都はアウェーで徳島戦(7月4日)、磐田はホームでの岡山戦(7月5日)を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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