元ブラジル代表FWのロナウドは、現役時代に指揮官と衝突したことも少なくなかった。レアル・マドリー時代のファビオ・カペッロ監督とも軋轢が噂されていた。

　実際、この厳格なイタリア人指揮官は先日、『Sky Sport』に「才能について話すならば、ロナウドは間違いなく最高だった」と語ったうえで、素行に問題があった事実を明かしている。

　イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ロナウドもカペッロとの関係が激しいものだったと認めている。

「マドリーで一緒だった時に、わたしがダイエットしたがらなかったというのは本当じゃないんだ」と語り、こう続けている。
 

「ただ体重を量りたくなかっただけなんだよ。問題は、彼が毎日量ることを望んだことだ。自分にそうするつもりはなかった」

　マドリー時代には、体型を批判されたこともあった"怪物"は、カペッロ就任からわずかは半年でミランへと放出されている。

　ただ、「問題は解決した」と付け加え、現在は関係が修復したことを強調している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部