「妻に不倫を疑われた」マジョルカ戦で輝いたバルサ戦士が明かした“異例入団”の舞台裏「関係者からリークされ…」

2020年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

異例のバルサ移籍の裏側で…

マジョルカ戦で移籍後初ゴールを決めたブライトワイト。バルサ入団に際しては家族間での問題もあったようだ。 (C) Getty Images

 現地時間6月13日に行なわれたラ・リーガ第28節で、敵地に乗り込んでマジョルカと対戦した首位バルセロナは、新型コロナウイルスによるリーグ中断のブランクを感じさせない圧巻のゲーム運びを披露し、4-0と圧勝した。

 この一戦で印象的な活躍を見せたのが、今年2月にレガネスから電撃移籍したデンマーク代表FWマーティン・ブライトワイトだ。

 ウスマンヌ・デンベレの長期離脱に伴い、5か月以上離脱する選手が出た場合、移籍市場がクローズしていても、同じポジションの選手をスペイン国内から獲得できるというラ・リーガの特例で、バルサ入りを果たし、話題を振りまいた。

 移籍後は3試合で無得点とアピールしきれずにいた28歳だったが、左ウイングで先発したマジョルカ戦では躍動。37分には大黒柱リオネル・メッシのお膳立てを受けて、初ゴールを決めて見せたのだ。
 
 入団から約4か月でようやく目に見える結果を残したデンマーク代表FWが、バルサ加入の際の興味深いエピソードを告白している。

 英紙『Daily Mail』によれば、レガネスからの移籍交渉を秘密裏に行なったブライトワイトは、家族にも自身の動向を告げられなかったため、愛妻から浮気を疑われてしまったというのだ。

 ブライトワイトは、実際にあったという妻とのやり取りを赤裸々に告白している。

「僕にとって彼女は人生の一部だから、移籍の話を伝えられなかったのは本当に心苦しかった。けど、約束事として話せなかったんだ。でも、彼女は何かがおかしいと気付いていたと思う。関係者から電話が何度もかかってきて、わざわざ寒い外でこっそりと話したりしていたからね。

 彼女はどうしたのか気になっていたし、僕に愛人がいて、不倫をしているとも思っていたみたいだよ(笑)。その空気感に耐えかねて、僕は彼女に『言わなきゃいけないことがあるんだ』と言ったら『何を言おうとしてるのかは知ってるよ。移籍するんでしょ?』って言われたんだよ。もうほかの関係者からリークされていたんだ。『クソッ!なんだよ』って思ったね」

 移籍から時間は経ったが、ようやくバルサで結果を残したブライトワイト。そんな旦那のプレーに、夫人も一安心といったところだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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