イタリアでは来週からセリエAが再開
イタリアのシーズン再開を前に、サンプドリアの吉田麻也は意気込んでいる。
1月にサウサンプトンからサンプドリアにレンタル移籍した吉田は、新型コロナウイルスの影響もあり、新天地でまだ1試合にしか出場していない。だが、サンプドリアの本拠地ジェノバの方言を披露したり、クラブにマスクを寄付するなど、新たな環境との良好な関係が繰り返し報じられてきた。
クラウディオ・ラニエリ監督率いるサンプドリアは、25試合を消化して降格ラインに1ポイント差の16位。消化が1試合少なく、6月21日の再開初戦はその未消化分でインテルと対戦する。
米スポーツチャンネル『ESPN』のインタビューで、吉田は「全員にとって非常にタフな時間だった。特に陽性者が何人か出てからね。でも、ようやく全員陰性になった」と、ロックダウンを振り返りつつ、再開後は試合出場とチームの残留を目指すと述べた。
「僕らの目標はセリエA残留だ。何も変わらない。そのために僕はここに来た。同時に、サウサンプトンで今季得られなかった出場時間を目指す」
1月にサウサンプトンからサンプドリアにレンタル移籍した吉田は、新型コロナウイルスの影響もあり、新天地でまだ1試合にしか出場していない。だが、サンプドリアの本拠地ジェノバの方言を披露したり、クラブにマスクを寄付するなど、新たな環境との良好な関係が繰り返し報じられてきた。
クラウディオ・ラニエリ監督率いるサンプドリアは、25試合を消化して降格ラインに1ポイント差の16位。消化が1試合少なく、6月21日の再開初戦はその未消化分でインテルと対戦する。
米スポーツチャンネル『ESPN』のインタビューで、吉田は「全員にとって非常にタフな時間だった。特に陽性者が何人か出てからね。でも、ようやく全員陰性になった」と、ロックダウンを振り返りつつ、再開後は試合出場とチームの残留を目指すと述べた。
「僕らの目標はセリエA残留だ。何も変わらない。そのために僕はここに来た。同時に、サウサンプトンで今季得られなかった出場時間を目指す」
吉田はセリエAで12人目の日本人選手だ。同じジェノバを拠点とするジェノアに三浦知良が移籍して以降、数多くの日本人がイタリアに渡った。ただ、サンプドリアを選ぶうえで、その点は重要でなかったという。
「サンプドリアは新しい挑戦の機会を与えてくれた。それを受け入れたんだ。(元日本代表の)アルベルト・ザッケローニ監督に少し影響されたかもしれないね。もちろん、セリエAでプレーしていた日本人たちがいるから、良い結果を残し、日本サッカーをさらに向上させられることを願っている」
そのためには、まずはサンプドリアの残留に貢献しなければならない。そして、再開初戦まで10日となり、心強い存在も戻ってきた。吉田はSNSに「いよいよ来週リーグ再開です。渡航制限が解かれ、最強助っ人がジェノバに到着しました!」と、娘の写真を投稿している。
家族の支えも手にした吉田は、再開後にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。強豪インテル相手の一戦を皮切りに、日本代表主将のプレーから目を離せない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部