J3福島が夏季限定「桃ユニ」を発表! 県産品の風評払拭へ…10番橋本「農家の皆さんや県民の皆さんの想いを背負って」

2020年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

4年目となる桃ユニフォーム。よりリアルさを追求したデザインに

福島ユナイテッドFCが発表した桃デザインのユニフォーム。

 J3の福島ユナイテッドFCは、福島の名産品のひとつである桃をモチーフにした桃ユニフォームをユニフォームサプライヤーのヒュンメルと発表。2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げようという想いで実施。4年目となった桃ユニは、6月6日正午より、福島ユナイテッドFCオフィシャル通販サイトで発売する。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災、福島第一原子力発電所事故により、福島は活動休止を余儀なくされた。そうした困難な時期を経て、クラブは地域に必要とされるチームを目指し、原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくへの取り組みを積極的に行なっている。2017年よりスタートした桃ユニフォームもそのひとつで、今年はより桃のリアルさを追求したデザインに。桃の旬である夏の試合限定での着用を予定している。

 10番を背負う橋本拓門は、「現在コロナウィルスの影響で、試合が延期になっていますが、チームは開幕に向けてしっかりと準備をしています。こんな状況の中ではありますが、今シーズンも桃ユニを着用し、福島の農産物をPRできることをとても嬉しく思います。リーグが再開したら、農家の皆さんや県民の皆さんの想いを背負って、全力で勝利を目指して戦いたいと思います」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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