「あれマジでいらないんですよ」本田圭佑が指導者ライセンスの必要性に持論。撤廃要求に賛否両論

2020年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「苦情が来るって分かってて言うんですけど…」

本田がツイッターと音声サービスにて、指導者ライセンスの必要性について持論を展開した。(C)Getty Images

 ブラジル1部リーグ・ボタフォゴに所属するMF本田圭佑が5月13日に自身のツイッターを更新。「プロの指導者ライセンスはいらない」と持論を展開し、ライセンス撤廃に向け現役選手に動いてほしいと呼びかけた。
 
 本田はこれまでもツイッターで、サッカーや世界情勢など様々な事柄について、積極的に自身の意見を述べてきたが、新たな投稿では指導者ライセンスの必要性についてコメント。「プロの指導者にライセンスは必須ではない。任意にすればいい」とのツイートに貼り付けた、自身がチャンネルを持つ音声コンテンツ配信サービス『Now Voice(ナウボイス)』の11分弱の音声で熱く語っている。
 
 配信された音声で本田は、「これ言うとね、たぶん反対派もいるし、真面目にライセンス取った人からも苦情が来るって分かってて言うんですけど」としながらも、「あれマジでいらないんですよ」ときっぱりと言い切った。

 その後も自身がカンボジア代表で実質監督を務めていることや、本田が設立したクラブチーム"ONE TOKYO"にも触れ、「引退した選手がすぐに監督になれた方が、クラブにとっても選手にとっても有益」「みんなで変えていくべき。とくに現役の選手たちに是非動いてほしい」など持論を展開し、この考えを持ったワケを説明している。
 
 また、投稿直後にふたたび更新したツイッターで本田は、「影響力あるプロサッカー選手たちが動けばすぐに変えれるルールだと思うので、日本のサッカー界の為に動いてほしい」と呼びかけた。この意見に対しファンからは賛否両論の声が届いている。
 
「おっしゃる通り」
「これは反対。ライセンスは必要」
「結果が全ての世界ですからね笑」
「いやいるね。ライセンス制度を変える理由としては弱すぎる」
「いいセンスだ」
「この働きかけはとても良いと思います」

 JFA(日本サッカー協会)が定めるライセンスには、S級・A級・B級・C級・D級のほかに、ゴールキーパーやフットサルの指導者ライセンスがある。なお野球界にも野球指導者ライセンス協会が発行する指導者ライセンスがあるが、プロ野球ではライセンスの有無に関わらず、監督を務めることができる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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