「8人の精鋭たちが選ばれた」19歳GK小久保玲央ブライアンが名門ベンフィカのトップチームに参加へ!

2020年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップチームの“人員補充”に抜擢

日本の世代別代表にも選抜経験をもつ小久保。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 19歳の若武者にとって、絶好機となるだろうか。

 新型コロナウイルスで中断しているポルトガル・リーグは、政府の許可のもと5月30日のリーグ再開へ向けて動き出し、各クラブはトレーニングを開始している。

 そんななか、名門ベンフィカは思い切った"人員補充"を決意したようだ。現地時間10日に現地紙『A BOLA』が報じている。

「チーム活動が停止したこの期間を挟むことで、選手たちには大きな影響を及ぼす可能性がある。ケガや、それ以外の不測の事態にも対応する必要があり、ベンフィカは下部チーム(U-23)から8人の精鋭をトップチームに加えることを決定した。テクニカルチームとフィジオの推薦で抜擢された8人は今季終了までトップチームに参加し、トレーニングなどをともに行なう」

 そのうちのひとりが、昨夏にベンフィカに加入した19歳、小久保玲央ブライアンだ。193cmの長身を誇る俊英はこれまでU-23チームでの出場機会を重ねていた。各世代別代表のほか、昨年末には五輪代表の前身となるU-22日本代表にも招集されており、将来を嘱望される若手GKだ。

 小久保ら8人の"エリート集団"は、今シーズンの残り11試合に参加する予定だという。本人は10日夜に自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消えてしまう投稿)で同紙の記事を引用し、静かに闘志を燃やしている様子だ。

 ベンフィカは現在、勝点1ポイント差で中島翔哉の所属する首位ポルトを追う立場にある。果たして、リーグ連覇を狙うクラブの力となり、このチャンスを掴むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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