「コロナの状況は変えられない。変えられるのは…」本田圭佑が子供たちに送ったビデオメッセージとは?

2020年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

あしなが育英会のアドバイザーを務める

今年1月には「名前を隠して寄付する美学はなくさせないと」と投稿した本田圭佑。(C)Getty Images

 NPOの非営利団体と国連が共同でよびかけたのがきっかけとなって始まった、2012年から続く国際的な寄付キャンペーン「GivingTuesday」。今回、新型コロナウイルスの前例のない危機への緊急対応として、2020年5月5日にソーシャルメディアを中心に世界規模で「#GivingTuesdayNOW」の呼びかけを行なった。

 国内外の遺児を支援している一般財団法人「あしなが育英会」は、5月5日に公式ツイッターを更新。「 #GivingTuesdayNow」のハッシュタグとともに、著名人からの支援メッセージとして、本田圭佑のコメント動画を投稿した。日本サッカー界のカリスマは、野依良治氏らノーベル賞受賞者などとともに同団体の「賢人達人」というアドバイザーを務めている。

「こんにちは本田圭佑です。今は、コロナの影響で先が見えず不安に思っている方も多いんじゃないかなと思います。ただですね、変えられること、変えられないことというのがあります。

 変えられないことは、このコロナの状況を変えることです。それは、出来ないですよね。僕自身、何もできないです。今色んな人が研究してワクチンを開発したりしています。これができるのを、正直僕は待っている状況です。これが変えられないこと。
 
 そして変えられること、それは、自分自身です。自分自身はいつだって変えられます。自分が将来、人の役に立つために、もっと成長して、能力を高める。勉強することで、知識をたくさん身につける。これは今でもできます。

 このつらい時期にですね、ぜひ、自分が将来何をやりたいのかを見つめ直して、どうやって人の役にたてるのか。自分の夢を追いかけて、そのためにやれる事を、努力を、毎日頑張ってください。それではまた、頑張ってください」

 本田は昨年末から今年にかけて多発していたオーストラリアの大規模森林火災をはじめ自然災害に遭った被災者・被災地への寄付など、社会奉仕活動に力を入れてきた。また、アフリカのウガンダを中心に本田のマネジメント会社「SOLTILO株式会社」がサッカースクールを主催するなど、アフリカの子どもの支援をしている。

 サッカー以外で面でも本田は積極的な活動を続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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