「コロナの恐ろしさを痛感しました…」神戸DF酒井高徳が退院後初めてSNSを更新。現在の胸中を告白

2020年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

医療関係者やファン、家族に感謝を表明

新型コロナウイルスに感染した酒井が、退院後初めてSNSを更新した。写真:徳原隆元

 ヴィッセル神戸DF酒井高徳が4月29日に自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルス感染によって入院していたが、このほど無事退院をした現在の胸中を語った。
 
 酒井は3月25日に発熱やにおいを感じないなどの体調不良を訴えて30日にPCR検査を実施し、Jリーガーで初めて感染が確認された。その後は兵庫県内の医療機関で入院。2度目の検査で陰性となり4月25日に無事退院を果たした。
 
 退院後、初めてインスタグラムを更新した酒井は、「退院して数日が経ちました。自分の言葉で、すぐに皆さんへ発信出来ずすみませんでした」とまずはファンに向けて謝罪。続けて、「自身にもコロナ感染の危険がある中、入院時に、勤務し対応して頂いた医療関係者の皆様に本当に心から感謝したいと思います。並びに自分を支えてくれた家族、友人、サポーター、自分を心配し沢山のメッセージをくれた全ての方に感謝します」と医療従事者をはじめ、支えてくれたすべての人に感謝を表明した。
 
 また新型コロナウイルスの恐ろしさを、身をもって経験したことで新たな気付きがあったと語っている。
 
「今回の入院で改めてコロナウィルスの恐ろしさを痛感しました。約1か月におよぶ入院生活で、今までの自分にとって当たり前にあった時間や環境、身の回りの人々の大切さが分かりました」
 
 さらに今後については、「今サッカー選手の自分にできることは、最高の準備をすること」とし、「まだJリーグ再開も見えないタイミングですが、ファン、サポーターをはじめ今回メッセージをくれた全ての方に、ピッチで躍動する姿を見せられるようにしていきます」と決意を固めた。
 
 最後には「コロナの終息を一刻も早く願っています。今自分達のできる自粛や感染防止を皆で協力していきましょう」とファンに呼び掛け、投稿を締めくくっている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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