ボスマン選手にとっては好ましい状況にある
左からT・シウバ、シルバ、カバーニ、イブラヒモビッチ。いずれも夏に「移籍金ゼロ円」で獲得できる名手たちだ。(C)Getty Images
新型コロナウイルスの影響により、欧州各国リーグは休止に追い込まれている。仮に再開できたとしても、7、8月あたりまでずれ込むリーグもあるかもしれない。
試合が延期となり、放映権料やチケット収入が入らない各クラブの財政は大打撃を受け、今夏の移籍市場は小さな動きになるだろうと見られている。
そんななか注目されているのが、いわゆるボスマン・プレーヤー。今シーズンいっぱいで所属クラブとの契約が満了となり、夏に移籍金ゼロで獲得できる選手のことだ。通常であれば6月30日がその期限となるが、コロナ禍の影響でシーズンが7月以降までずれ込めば、特別措置が採られる可能性が高い。
スペイン紙『Marca』は、「フリートランスファーが可能な選手にとっては好ましい状況にある」として、該当する20人をピックアップして紹介している。
いま、紙上を最も賑わしているのがパリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニだ。『Marca』紙は、「ウルグアイ代表FWの希望は、2022年のワールドカップに出場するため、最低3年間の大型契約を結ぶことだ」とし、「要求額を呑めなかったボカとの交渉は破談となり、プレミアリーグの有力クラブやデイビッド・ベッカムがオーナーを務めるMLSのインテル・マイアミなどが候補だ」と伝えている。今年1月に交渉が不調に終わったアトレティコ・マドリーへ移籍する可能性は低いと見ているようだ。
パリSGでは、他にもブラジル代表のチアゴ・シウバ、フランス代表のレーバン・クルザワ、ベルギー代表のトマ・ムニエというディフェンダー3人がボスマン戦士だ。記事は、ムニエにはドルトムント、クルザワにはアーセナルが触手を伸ばしていると綴っている。
そのフランス王者でかつて大エースとして君臨したズラタン・イブラヒモビッチもそのひとり。今冬にミランに復帰した38歳の元スウェーデン代表FWが先日、「自分が何をしたいのかわからない」と発言を取り上げた同紙は、「引退するのか、現役を続けるのか、ズラタンなら何でも起こりうる」と紹介している。
【PHOTO】この夏に「移籍金ゼロ円」で獲得できる"ボスマン選手"30人を一挙紹介!
試合が延期となり、放映権料やチケット収入が入らない各クラブの財政は大打撃を受け、今夏の移籍市場は小さな動きになるだろうと見られている。
そんななか注目されているのが、いわゆるボスマン・プレーヤー。今シーズンいっぱいで所属クラブとの契約が満了となり、夏に移籍金ゼロで獲得できる選手のことだ。通常であれば6月30日がその期限となるが、コロナ禍の影響でシーズンが7月以降までずれ込めば、特別措置が採られる可能性が高い。
スペイン紙『Marca』は、「フリートランスファーが可能な選手にとっては好ましい状況にある」として、該当する20人をピックアップして紹介している。
いま、紙上を最も賑わしているのがパリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニだ。『Marca』紙は、「ウルグアイ代表FWの希望は、2022年のワールドカップに出場するため、最低3年間の大型契約を結ぶことだ」とし、「要求額を呑めなかったボカとの交渉は破談となり、プレミアリーグの有力クラブやデイビッド・ベッカムがオーナーを務めるMLSのインテル・マイアミなどが候補だ」と伝えている。今年1月に交渉が不調に終わったアトレティコ・マドリーへ移籍する可能性は低いと見ているようだ。
パリSGでは、他にもブラジル代表のチアゴ・シウバ、フランス代表のレーバン・クルザワ、ベルギー代表のトマ・ムニエというディフェンダー3人がボスマン戦士だ。記事は、ムニエにはドルトムント、クルザワにはアーセナルが触手を伸ばしていると綴っている。
そのフランス王者でかつて大エースとして君臨したズラタン・イブラヒモビッチもそのひとり。今冬にミランに復帰した38歳の元スウェーデン代表FWが先日、「自分が何をしたいのかわからない」と発言を取り上げた同紙は、「引退するのか、現役を続けるのか、ズラタンなら何でも起こりうる」と紹介している。
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