スペイン紙が“コロナ禍後”のマドリー先発イレブンに久保建英を選出!「失った幻想を取り戻す」

2020年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

コロナ禍でコンパクト化を迫られる

現状ではレンタル継続が有力視されている久保。来シーズンにこの白いユニホームを纏うことあるのか。 (C)Getty Images

 3月28日、スペイン紙『AS』は、「失われた幻想を取り戻すチーム」として、来シーズンの"あり得る"スタメン11人を紹介。現在マジョルカにレンタル中の久保建英も名を連ねた。

 記事は、「新型コロナウイルスの危機が、マルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダにレンタル中)の帰還を加速させる恐れがある」と掲載。同紙は他にも、コロナ禍により、コンパクト化を迫られるため、新たな補強をせずにウーデゴーをレンタルバックさせる可能性があるとする記事を掲載している。

 バルセロナやユベントスでも選手のサラリーカットが行なわれる方向になったように、新型コロナウイルスの影響でクラブの収入が落ち込めば、年俸の高い選手を手放さざるをえないかもしれない。

『AS』紙が選出したのは、ウーデゴーや久保などレンタル中の若手を取り入れた、いわばコロナ禍以降の予想イレブン。その顔ぶれはこうだ。
 
 GKはティボー・クルトワで、最終ラインは右からアシュラフ・ハキミ(ドルムントにレンタル中)、ラファエル・ヴァランヌ、セルヒオ・ラモス、セルヒオ・レギロン(セビージャにレンタル中)となった。

 中盤3枚はアンカーにカゼミーロ、右インサイドハーフに久保建英、左にウーデゴー。そして3トップは右にマルコ・アセンシオ、CFはカリム・ベンゼマ、左はロドリゴかヴィニシウス・ジュニオールとしている。

 記事によると、エデン・アザールもトニ・クロースもいないこの11人の推定市場価格の合計は5億1800万ユーロ(約628億円)。これまでのマドリーでは考えられない数字だが、「コロナ禍でこれまでの"幻想"は消えてなくなった。今後は若い力に期待しよう」というメッセージを込めた11人となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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