パリSGがネイマールの放出を決断!「187億円」の値段設定にバルサはどう動く?

2020年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨夏はディールが破談

バルサ復帰を望んでいるとされるネイマール。2年越しの願いは叶うのか。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンのネイマールは昨夏、古巣バルセロナへの復帰を熱望した。

 だが、パリSGは2億2200万ユーロ(約277億円)という大枚を叩いて手中にしたブラジル代表FWを安売りするつもりはなく、アントワーヌ・グリエーズマンらの獲得に大金を投じたバルサにも資金的な余裕はなかった。

 そのためバルサは、ウスマンヌ・デンベレ、イバン・ラキティッチ、ジャン=クレア・トディボとのトレードで話を進め、契約成立寸前まで話が進んだものの、デンベレの移籍拒否によってディールが破談になっていた。
 
 だが、今夏に再び動きがありそうだ。『ESPN』が報じたところによると、パリSGはフランス代表FWキリアン・エムバペへのオファーを受け付けない代わりに、ネイマールを売りに出す方針で、値段を1億5000万ユーロ(約187億円)に設定したという。

 購入額とは7200万ユーロ(約90億円)ほどの開きがあるものの、パリSGのSDを務めるレオナルドは、この3シーズンで減価償却はできたと考えているようだ。そして、10番を放出し、エムバペを中心としたチーム作りを考えているという。

 ポイントは、バルサが本気で獲得に乗り出すかどうかだろう。クラブ首脳部の第1ターゲットは、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとも言われており、フロントにはネイマールの退団の仕方を良く思っていない者もいる。

 ただ、バルサの大黒柱であるリオネル・メッシは、盟友ネイマールの復帰を熱望している。クラブ内での発言力が強いエースの要求を、幹部が飲み込むのか。綱引きの行方に注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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