「彼には別格の何かがあった…」浦和行きも囁かれたトルコの英雄が、“巨星”イニエスタを大絶賛!

2020年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身の去就については――

イニエスタ(右)とバルサでプレーしたアルダ(左)がかつての同僚を称えた。 (C) Getty Images

「イニエスタには別格の何かがある」

 トルコ・メディア『DHA』のインタビューでそう語ったのは、アルダ・トゥランだ。

 現在33歳の元トルコ代表MFは、2015年の夏にアトレティコ・マドリーからバルセロナに加入(バルサが補強禁止処分を受けていたため、半年間は選手登録ができず)。18年1月に母国の強豪バシャクシェヒルへ期限付きで移籍するまでの実質2年間、アンドレス・イニエスタとともにプレーした。

 そのトルコの英雄は、現在Jリーグのヴィッセル神戸でプレーするスペイン・サッカー界の巨星について、こう称賛した。

「メッシについては何かを言う必要性はないだろう? 彼は議論の余地なく僕が今までプレーしてきた最高の選手だ。ただ、イニエスタも特別だった。彼には他とは違う何かがあった。振る舞いやボールタッチ、プレービジョンと、あらゆるものが称賛に値する」

 そのアルダは、今年1月に保有権を持つバルサに復帰して登録外となったため、事実上フリーのような状態となっている。

 先月中旬には、浦和レッズへの電撃移籍が取り沙汰されたが、自身の去就については、どう考えているのだろうか。インタビュー内で、「僕はまだバルサの選手だから、誰とも話していない」としたうえで、こう続けた。

「もちろん、まだまだ僕はプレーできる。きっと昔のアルダみたいにね。バルサとの契約は、あと少し(20年6月)で終わってしまうけど、あと4~5年はトップリーグでできると思っているよ。次はハッピーだと思える環境でプレーしたいね」

 2018年5月に副審を突き飛ばして、トルコ・サッカー連盟から長期の出場停止処分を受け、同年10月には暴行や拳銃所持の問題で執行猶予付きの有罪判決を与えられたアルダ。最近では、ピッチ外の話題を提供する機会が多くなっているが、残り少ないキャリアでもうひと花咲かせられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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