【柏】大津ら新加入選手をお披露目

2015年01月15日 小田智史(サッカーダイジェスト)

6選手が“太陽王”のアイデンティティの継承者。

新加入選手記者会見に臨んだ、(前列左から)中川寛斗、武富孝介、中山雄太(2列目左から)山中亮輔、大津祐樹、クリスティアーノ、大島康樹。 (C)SOCCER DIGEST

 柏が1月15日、スタートミーティングに先駆けて新加入選手7名のお披露目会見を行なった。
 
 ブラジル人アタッカーのクリスティアーノを除く6人は、柏のトップチームあるいはユースを経験しており、これまでユースの監督やダイレクターを務めてきた吉田達磨新監督の勝手を知る選手が集結した。その中で注目を浴びるのが、3年半ぶりの復帰となった大津だ。復帰への想いを聞かれて「レイソルというチームに愛着があり、日本でプレーするならレイソルだと思った」とコメント。ACL本戦出場を含めてタイトル獲得を狙う柏にとって、頼りになる選手が帰ってきた。
 
 チームは1月17日にスタートミーティング(新体制発表会)を開催予定。19日から25日までグアムで第1次キャンプ、26日から2月3日まで鹿児島・指宿で第2次キャンプを実施し、同5日から2月中旬まで通常トレーニングをこなし、2月17日に今季初の公式戦となるACLプレーオフに臨む予定だ。

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■新加入選手のコメント
大津祐樹(←VVV/MF)
「メンタルやフィジカルは海外で成長できたと思う。日立台でプレーして、成長した姿を見せるのが一番。今年は目に見えた結果を求めてやっていきたい」
 
クリスティアーノ(甲府/FW)
「サッカー選手として、タイトルを獲ることが目標なので、その力があるレイソルの一員になれて幸せ。自分の特長である力強いフィジカルと1対1のスピードでチームに貢献したい」
 
武富孝介(←湘南/MF)
「4年間レンタルに出ていて、正直今季のことは(はっきりと先が)見えていなかったが、(吉田)達磨さんから声をかけてもらった。レイソルにはジュニアユースからお世話になっているので、しっかりと恩返ししたい」
 
山中亮輔(←千葉/DF)
「復帰した理由のひとつは、同じポジションの橋本選手が移籍して、自分が戻ったらチャンスがあるんじゃないかな、と。自分自身に期待しているし、レギュラーを取るつもりで1年間気を抜かないようにしたい」
 
中川寛斗(←湘南/MF)
「1年目から湘南にレンタル移籍していましたが、レイソルで培ってきたサッカーをいつかやりたいと思っていた。身体は小さいけど(身長155cm)、この世界でやれるんだと証明したい」
 
大島康樹(←柏U-18/FW)
「小学4年の時からお世話になっているレイソルでプロになりたいとずっと思ってきました。僕の特長は得点感覚とシュート精度。試合に出るために、日々120%の力を尽したい」
 
中山雄太(←柏U-18/DF)
「憧れていたプロの世界に入れて嬉しい。ユースから(トップチームに)昇格できなかった選手もいるので、仲間たちの代表として頑張るつもり。試合に出場できなくても、いつチャンスが来てもいいように準備しておきたい」

 
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