「今シーズンもともに」今は亡き大杉漣さんが愛したクラブ、徳島が命日にツイッターを更新。長男も感謝のコメント

2020年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「父、大杉漣は今年もまた年間会員にさせて頂きました」

徳島はツイッターを更新し、いまは亡き大杉漣さんとの共闘を誓った。(C)SOCCER DIGEST

 J2徳島ヴォルティスが、2018年2月21日に急性心不全のため亡くなった大杉漣さんの三回忌である2月21日に公式ツイッターを更新し、故人を偲んだ。

 大杉さんは「300の顔を持つ男」との異名も持つ日本を代表する演技派俳優。プライベートではサッカーをこよなく愛し、出身地の徳島県を本拠地に構えるJ2の徳島ヴォルティスの熱狂的なファンとしても知られている。前身である大塚FC時代から熱心に応援しており、ドラマの撮影現場を抜け出してスタジアムへ足を運ぶほど、地元クラブに愛情を注いでいた。

 三回忌にツイッターを更新した徳島は、ピッチで選手に花束を贈呈する大杉さんの写真に、「今シーズンもともに。2020.2.21」との言葉を添えて投稿。クラブを愛してくれた大杉さんとともに新シーズンを戦う意志を表明した。
 
 この投稿に、写真家として活躍する長男の大杉隼平さんも自身のツイッターで反応し、クラブのツイートを引用する形で徳島への感謝を綴った。

「徳島ヴォルティスさんありがとうございます。父、大杉漣は今年もまた年間会員にさせて頂きました。応援させて頂きます!!」

 また、クラブのツイートにはサポーターも、「漣さんは、いつでもヴォルティスと共に居ます!」「漣さんと共に立ち向かえ戦士たち」など温かいコメントを寄せている。

 昨季徳島は、リーグ戦4位でJ1昇格プレーオフに進出し、決勝まで駒を進めたものの、あと一歩のところで昇格を逃した。今シーズンは昨季の経験を糧に、大杉さんの想いを乗せ、悲願のJ1昇格を目指す戦いに挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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