ネクストジェネレーションマッチ初参戦の横浜ユースが3-2の勝利! 主将の2発などで高校選抜を下す!

2020年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

高校選抜は後半に2点を返すも…

主将の2ゴールなどで3得点で、高校選抜相手に横浜ユースが快勝を収めた。写真:徳原隆元

 2月8日、ゼロックス・スーパーカップの前座試合となる、「NEXT GENERATION MATCH」横浜F・マリノスユース対日本高校サッカー選抜の一戦が埼玉スタジアム2002で開催され、横浜ユースが3-2の勝利を挙げた。
 
 横浜ユースは1月末に行なわれたスペイン遠征でU-18日本代表に招集されたFW津久井匠海がスタメン入り。一方選手権の優秀選手で構成された高校選抜からは、今季から愛媛に加入したDF吉田晴稀が先発に。町田加入のFW晴山岬(帝京長岡高)、松本加入のMF山田真夏斗(立正大淞南高)、横浜FC加入のMF古宿理久(青森山田高)はベンチからのスタートとなった。
 
 試合は最終ラインで落ち着いてパスを回し、ゆっくりとビルドアップする横浜に対し、高校選抜は中盤の浅倉廉、藤田悠介、井堀二昭の静岡学園トリオを起点に縦に速い攻撃を仕掛ける。
 
 横浜ユースは18分に、ゲームキャプテンのMF中村翼がスルーパスから左サイドを抜け出して、フリーでシュートを放つも、ボールはゴールの左へ外れる。
 
 試合が動いたのは32分だった。横浜ユースのGK寺門陸からのロングフィードからMF成田翔紀を経由してパスを受けたMF久保龍世が、右サイドからゴール前にグラウンダーのクロスを送る。これに反応した中村がシュートを放ち、一度はGKに弾かれるも再び右足を振り抜きネットを揺らした。
 
 後半から高校選抜は、注目の晴山や古宿を投入。しかし、ゲームキャプテンの一撃で前半に先制した横浜ユースは攻勢を緩めない。
 
 48分、後半から出場のFW長島大がペナルティーエリア手前でボールを奪うと、すぐさま後ろから追い抜いてきた中村にパスを供給。GKとの1対1を中村が落ち着いて沈め、今日2ゴール目を挙げた。
 
 その後、反撃に出たい高校選抜は、66分にMF田中克幸(帝京長岡高)のペナルティーエリア内からの強烈なシュートで1点を返すも、75分に横浜のFW星野創輝に追加点を決められる。高校選抜は試合終了間際にも、負けじと得点を奪うもこのまま試合終了。

 ネクストジェネレーションマッチ初参戦の横浜ユースが3-2の勝利を挙げた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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