「年俸の半額を提示した」ボローニャと長友佑都が給与面で決着せず、セリエA復帰は困難?残留しても外国人枠の壁が…

2020年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

長友の年俸を”半額”にすることを希望?

今冬の移籍が注目された長友だが…。 (C) Getty Images

 1月31日にクローズする移籍市場において、トルコ1部ガラタサライに所属する長友佑都の行方が注目されている。

 以前より今冬のボローニャ移籍が取り沙汰されており、トルコ紙など複数のメディアは、先週末に個人合意に達したと報じた。

 しかし、交渉はまだまとまっていないようだ。特に給与面での話し合いについて、長友とボローニャ側で話がついていないと報じられている。

 トルコ紙『Haberturk』によれば、長友の移籍は大筋で合意に達しているが、給与面での話し合いが頓挫しているという。

 現在、ガラタサライは長友に年俸200万ユーロ(約2億5000万円)を支払っているが、ボローニャ側はこの給与を全額支払うことに、難色を示しているというのだ。

 そこで提示されたのは、ガラタサライとボローニャが100万ユーロずつを負担する、もしくは年俸の減額を受け入れることが条件だ。ただし、ガラタサライはこの半額を負担する予定はないようで、長友自身が負担することを期待しているという。

 こうした給与面での折り合いがつかず、移籍は最終合意に至っていないというわけだ。

 ただし、長友がガラタサライに残留したとしても、チームで出場機会を得られるかどうかは不透明だ。米ニュースチャンネル『CNN』トルコ版は、「シーズン後半のメンバーリストからは外れるだろう。ガラタサライは現時点でふたつの外国人選手枠を解放する必要がある」と指摘している。

 残留か、それとも移籍なのか。タイムリミットが迫るなか、長友の決断やいかに。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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