【大分トリニータ】どこよりも早く新体制を発表

2015年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

岡本やブラジル人アタッカー2人が加わり、元チーム得点王の三平が復帰

新体制発表会見に臨んだ、(後列左から)佐藤昂洋、鈴木義宜、福森直也、三平和司、石川大徳、岡本英也、(前列左から)姫野宥弥、山口貴弘、田坂監督、ムリロ・アルメイダ、修行智仁

 大分トリニータが1月9日、Jリーグクラブのなかで最も早い新体制発表記者会見を大分市内で開いた。昨季新潟で32試合に出場した岡本ら新加入選手10人が田坂監督とともに臨み、新天地に懸ける想いを語った。

 新シーズンのスローガンは「結集×決蹴」。就任5年目を迎える田坂監督は、「今年(の目標)は優勝。そしてこのチームのコンセプトである育成にも引き続き取り組む。(新加入選手については)攻撃、守備ともにゴール前で力を発揮できる選手を獲ってもらった。満足している」と語った。また、「昨季のリーグ終盤戦のような戦い方をより高めて、縦に速いサッカーを狙いたい」とスタイルの成熟を3年ぶりのJ1復帰へのポイントに挙げた。


 元コリンチャンスのエヴァンドロ(後日来日)、ブラジル出身で東ティモール国籍を持つムリロ・アルメイダという助っ人アタッカー2人はJリーグ初挑戦で意欲を燃やし、12年にチーム最多タイとなる14ゴールを決めた三平が3シーズンぶりに京都から復帰。前線からのプレスにも定評がある岡本は、「田坂監督が『優勝』と宣言した以上、優勝を実現するためにチームに貢献したい。大分の印象はハードワークするチーム。自分はマッチすると思う」と力強く語った。

 上手くハマれば、かなりの爆発力が期待できる陣容が整った。チームは12日に始動。15日午前10時からは別府市亀川の八幡竈門神社で必勝祈願が行なわれる。

 (写真提供・取材協力・柚野真也=スポーツライター)
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事