「不可能なシュート」「ほぼ角度がないのに…」乾貴士のゴラッソに海外メディア驚嘆!

2019年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イヌイが再び微笑んだ」

今夏に2シーズンぶりにエイバルに戻ってきた乾。ようやく復帰後初ゴールを挙げた。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間12月20日に開催されたラ・リーガ第18節で、エイバルはグラナダに3-0で快勝。6試合ぶりに勝利の美酒に酔った。

 この試合で、87分にダメ押しの3点目を奪ったのが乾貴士だ。4-4-2の左サイドハーフで先発した日本代表MFは、キケ・ガルシアがスペースに出したパスを収めると、GKが飛び出してきたのを見計らって、角度のないところから右足を一閃。強烈なシュートをネットに突き刺した。

 このサムライ戦士の今季初ゴールを海外メディアも評価している。

 スペイン全国紙の『MARCA』は、「タイトな角度からパワフルな一撃を叩き込んだ」と紹介。また現地メディア『ELDesmarque』のバスク版は、「イヌイがグラナダ戦でゴラッソ」と見出しをつけて動画付きでこのゴールを取り上げ、「イヌイが再び微笑んだ。ほぼ角度のないところから、勝負を決定づける3点目を奪った」と綴った。
 
 同じく動画とともにフィーチャーしたのが、同僚のMFファビアン・オレジャーナを追っているチリ・メディア『ENCANCHA』だ。圧巻の一発を興奮気味に伝えている。

「日本人プレイヤーが、驚異的なプレーで3―0と勝利した試合を締めくくった。角度がなかったにもかかわらず、ほぼ不可能と思われたシュートを決めた」

 年内最終戦で待望の今シーズン初ゴールを決めた乾。2020年もリーガを沸かせてくれることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】角度のないところから右足一閃!乾貴士の今季初ゴールはこちら

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