大分が浦和を相手に3試合ぶりの勝利で暫定7位浮上!後藤優介が試合終了間際の劇的豪快ヘッド!

2019年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

カウンターから後藤の劇的なゴールが決まる

試合終了間際にチームを救う劇的ゴールを奪った後藤。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは、10月18日に29節の3試合を各地で開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた、浦和レッズと大分トリニータの一戦は、後藤の劇的なゴールで大分が1-0の勝利を挙げた。
 
 ホームの浦和は、U-22日本代表のブラジル遠征から帰国したばかりの橋岡大樹を休ませ、代わりに宇賀神友弥を先発起用。一方、大分はオナイウ阿道が契約上出場できないため、最前線に後藤優介を配置した。
 
 試合は、大分が立ち上がりから流動的なパスワークでボールを握り、主導権を握る。前線やサイドの選手の動き出しの巧さが浦和を苦しめる。
 
 すると13分、松本怜がペナルティーエリア右付近でのワンツーで抜け出すと、右足を振り抜く。GKの逆を突いたシュートだったが、左ポストを直撃して。開始早々のビッグチャンスをモノにできなかった。
 
 その後は、両チームともにコンパクトな守備を見せて、中盤の攻防が続く。浦和は再三カウンターから相手ゴールを攻め立てるも、ホームチームの素早いチェックに遭い、なかなかシュートを打てず。お互いに無得点で前半を折り返した。
 
 後半は、浦和が主導権を握る展開に。53分、68分と長澤和輝の正確なセットプレーから決定機を創出するもシュートは枠を外れる。
 
 大分は78分に、3戦連続ゴール中の三平和司を投入すると、直後から積極的にパスを呼び込んで仕掛け、82分にはゴールポストのわずか右に外れる際どいシュートを放つなど、違いを見せる。
 
 そのまま試合は動かず、迎えた後半アディショナルタイム3分。左サイドのカウンターから三竿雄斗がファーサイドにクロスを送ると、走り込んでいた後藤が豪快なヘッドでゴールに突き刺し、大分が劇的な決勝弾。このまま試合が終了し、大分が1-0で3試合ぶりの勝利を挙げた。
 
 この結果、大分は7位浮上。一方、残留争い脱出を目指す浦和にとっては手痛い敗戦となった。次節は11月2日に、浦和はアウェーで鹿島と、大分はホームでFC東京と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【浦和 0-1 大分 PHOTO】後藤優介が終了間際に劇的決勝弾!!勝利した大分が7位浮上!

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